ある企業研修を実施したときのこと。

開始直前に、研修担当の方がこっそり囁かれました。

「今日の参加者は話の反応が薄いんです。すみませんが、そのつもりでお願いします」

 

時々こういう風に釘を刺されることがありますが、私は鵜呑みにしません。実際にはみなさんしっかり聞いてくださるので。

でも、なぜこんな風におっしゃるのかなあ、と、ちょっと悲しい気持ちになります。

この担当者の言葉を参加者が聞いたら、どうでしょう。聞くつもりはあるのに反応が薄い、聞く気がないと受け取られているなんて・・・。

 

話す側になったら、聞き手の反応を評価してはいけない。いつもそう考えています。

人の反応の仕方はそれぞれ。

そして、聞き手は自由に聞くものだからです。

 

 

ご自身が聞き手になったときのことを思い出してみてください。

「はい、私はきちんと聞いています」

と姿勢を正して話し手の顔を見て聞く。そんな方はどれほどいるでしょう。きっと稀ですね。

 

話を聞くとき、人はまるでテレビでも見るかのように話し手を眺めています。傍から見ると、かなり「ぼーっ」とした無表情。一生懸命聞いていても、こう見えることがあるのです。

客観的にこれを見ると「聞き手の反応が薄い」と受け取りたくもなりますが、

どんな態度であろうと、たとえ、時折居眠りなどしていようとも、聞き手は聞いているのです。

 

ですから、話す側は「聞き方」にいちいち振り回されてはいけない。聞き手の反応を気にしすぎなくて良いのです。

そして「聞き手の皆さん、ここにいてくれるだけで良いんですよ」くらいの覚悟で精一杯話せば良い。

そんな思いで、いつもお話しています。

そうすると、聞き手は自由に聞ける。だから楽しいし興味を持てる。

こうして、良い場になっていくのです。

 

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