「スピーチをすることが決まったとします。まず何をされますか?」とお聞きしますと、

多くの方が「何を話すか、内容を考えます」とお答えになります。

伝わる話をしたいなら、すぐに内容に着手しないことをお勧めします。なぜなら、その前に取り組むべきことがあるからです。

 

◆誰に対して話すのか

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」

敵のことを知り尽くせば戦に負けることはないと孫武が残した『孫子』の兵法書の言葉。

ビジネスにもよく当てはめられるこの言葉は「お客様は誰なのか」が最も大切であることを伝えています。さればスピーチでも同じです。

まず聞き手のことを知り尽くす。

言われてみれば当たり前なのですが、なぜかスピーチとなると「何を話そう」に気が行ってしまうもの、ご注意ください。

 

◆徹底的に聞き手を知る

聞き手はどんな人たちか。ここは徹底して情報を集めます。属性、年齢、職位、男女比・・・そして何を求めて話を聞きに来るか。

登壇が「外部での講演」であれば主催側に聴衆に関して問い合わせ、もし十分な情報が得られなければ仮説を立てます。

これを一人で取り組むのは大変ですので、秘書や広報の方々が下調べをされると良いと思います。ぜひチームでお取り組みください。

 

◆目的を明確に言語化する

聞き手に関する情報を集めたら、聞き手はなぜこの話を聞くのか、目的を言語化します。

同時にこちらが登壇する目的も忘れずに行い、それらの登壇目的を一つの言葉にまとめます。

例えば、社内キックオフでの社長スピーチならば「全社で新市場を開拓する決意とメッセージの発信」など、行動を交えた言葉にするとよいでしょう。

ここまで準備できれば、伝えるべき内容が自ずと整理されますので原稿作りを効率的に進めることができます。

当方ではこの取り組みを『話のマーケティング』と呼び、スピーチの事前準備でもっとも大切にしています。

 

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」

スピーチ内容に着手する前に、ぜひ徹底してください。

 

誰もやらない「第3の準備」|社長のスピーチトレーニング

 

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