誰もやらない「第3の準備」|社長のスピーチトレーニング

スピーチで話す内容は誰もが準備します。どう伝えるか、最近は気をつける方が増えました。この2つで準備完了と言いたいところですが、あと一つ、欠かせない準備があります。みなさんこれをやらない。だから伝わらないのです。

一対多数

想像してください。

あなたは強いお相撲さん、どんな相手にも勝つ横綱です。

ある日、土俵に上がると相手は一人ではなく、20人も30人も力士がいます。

さてこの取り組み、勝てるでしょうか?

 

実際こんな取り組みはありませんが、スピーチはこのシチュエーションに似ています。

 

話し手はたった一人で大勢の聴衆に対峙しなくてはならない。

 

となれば、

いくら横綱のあなたでも普通に闘ったら勝てません。

 

勝つためにはどうするか?

特別な技、あるいは秘密兵器がある?

とにかく普通とはちがう作戦が必要でしょう。

「スピーチには戦略が要る」いつもそのように申し上げているのは、この理由からです。

「話す環境」が味方に

どんな戦略があれば大勢相手にスピーチできるのか。

 

よくお使いになるマイク、実はこれもスピーチの戦術のひとつです。

一対一ならマイクは不要ですが、大会場だと生声では無理、マイクがあれば大丈夫ですね。

プレゼン資料も話し手を応援してくれるツールです。

一対一ならコピー一枚あれば済みますが、三階席にいる聞き手に伝えるには大スクリーンに資料を映し出せば良いわけです。

話し手はこういった「武器」を揃えて大勢の聞き手に向かっています。

ひとりでも「数百人力」になれる。

これ即ちスピーチの戦略的取り組みです。

 

「場作り」というスピーチ戦略

話を伝わりやすい環境にすること、総称して「場作り」と呼びます。

登壇する際には「内容」「伝え方」そして「場づくり」をする。

これがぬかりない事前準備です。

 

聞けば当たり前のようですが、ここまで徹底して行う話し手は、不思議なことにほとんどいません。

だから私もお客様のスピーチをサポートする際には、この3つ目の準備に大きなエネルギーを使います。

 

伝わるかどうか、の仕上げは

第三の準備「場づくり」次第なのですから。

 

 

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