スピーチコーチは見た|史上最もダメなプレゼンなぜ起きた?実況分析

1. スピーチ分析

こんにちは、森裕喜子でございます。

「見なきゃよかった」とがっかりするようなスピーチやプレゼンは滅多にありません。実際、私もこれまでに、たった一度だけです。
10年くらい前に出かけたイベントで、たまたま見た、見知らぬ人のプレゼンでした。

こんな風に話さないでくださいね、という反面教師的な学びの意味で、記しておきますね。どうぞご参考まで。

 

残念すぎるプレゼン実例

どう始まったか

そこは暗い照明が落とされた
巨大な会場。

真ん中に巨大な円形ステージがあり、
客席との間には
幅広い通路がありました。

暗い通路にスポットライトが当たり、
ひとりの男性が歩いて登場しました。

挨拶もなく、
歩きながら話しています。
突然、プレゼンがスタートしたのです。

>>ここまでは驚きのスタート、といったところで、悪くないですよね。しかしこの後・・・

意味不明のプレゼンター

男性はステージに上がるのかな?
と思って見ていたのですが、
ステージの周りの通路を
ぐるぐるぐるぐる歩き続けます。

手には何も持っていません。
両手をふわふわさせながら、
不思議な動きをずっと続けながら
歩いて、話しています。

>>商品説明をしているみたいですが、ふわふわの手と歩く姿が気になって中身が全然入ってこない!

聞き手無視

観客は全員無言で見ていましたが、
あまりの不思議さに、
隣の人と顔を見合わせていました。

>>このとき会場の空気は、本当に、すう〜っと冷えて行きましたね。ちょっと怖かった。
歩きながら話すのはスティーブ・ジョブズの真似でしょうね。
話の内容が全て頭に入っているのはご立派ですが、誰に、何のためにプレゼンしているのか?まったく理解不能。

何を言いたかったのか?

きっと商品の素晴らしい優位性を
プレゼンしたかったのだと思います。

でも正直、
こちらが受け取れたことは

「私は話すのがうまいのです。
こうして何も見ずに、
堂々と歩きながら、
プレゼンすることができます」

そんな、個人的感情だけ。

残念すぎる理由

自己満足プレゼンであることに
間違いありませんが、
それの何が問題かというと、
聞き手にとってベネフィットが
一切無いこと。

1000人近いビジネスマンが昼間、
こうして集まってきているのです。

来てよかった、
いい話を聞いた、などの
何らかのベネフィットをもたらすのが
ビジネスのスピーチやプレゼンの
使命です。

それを無視するような伝え方。

ちなみに、
商品情報も
何一つ残りませんでした。

 

教訓

目標を見紛うな

上手く話すことをゴールにすると、
こういうことになりかねません。

ビジネスでプレゼンする
使命と目標が
失われかねないのです。

技は人のために使う

本当に強い伝わる力があるなら
伝わる技すら感じさせず、
ただただ
聞く人の心に響くように
伝えられるはず。

会社を代表する立場として
人前で話すなら、
それが仕事というものでしょう。

上っ面では伝わらない

日々、
必死で仕事をしている経営者やビジネスマンには、
上っ面の「話す上手さ」など
通用しないのです。

本例は、
これまでに私が観た中で
最も突出した不思議なプレゼン本番でした。

そして最も不思議だったのは、
新規顧客創造の場でなぜこのような
プレゼンを許したのか。

主催企業(超大手)に対するイメージが
変わってしまいました。

この記事をお読みになったあなたは、
どうぞ、
こんな風に話さないでください。

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森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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