「あ〜」「う〜」「え〜」スピーチでつい出る唸り声、聞く側にとって耳障りなだけではありません。話そうとするエネルギーの無駄遣い!をしていることになるのです。
スピーチは無用な言葉だらけ
「はい!それではみなさん、これから始めます!」
「はい!それではですね、次にですね……」
冒頭の「はい」必要ですか?
「はい」で話し出すとリズムが取れるのでしょう、テレビ番組のMCならよいですがビジネスでは軽い印象、本気で話していない感じを与えます。たった2文字で一気に伝わらなくなります。
必要がない言葉は、言わない。
社長の言葉はすべて金言!スピーチで出る言葉の無駄は、禁物です。
言葉のヒゲ
スピーチでの無駄な言葉で代表的なものが「え~」「あ~」などの唸り。
別名「言葉のヒゲ」です。放っておけば自然と出てくる、うまく名付けたものですね。
ヒゲは聞く人の耳にこびりつき、スピーチそのものより記憶に残ります。「今日のスピーカーは7回唸った」などと数えたくもなることも。これではせっかくのスピーチも台無しです。
ヒゲはエネルギーの無駄遣い
聞き手にとってはノイズになるヒゲですが、もっと残念なことがあります。話し手の「話す力」を損失しているのです。
唸りであっても声、その上、たいてい第一声で唸ります。陸上競技でいれば「ヨーイ、ドン!」ピストルと同時に「あ〜、え〜」などとふらついているわけです。
(ヒゲなんか出してる場合じゃない!)と、おわかりいただけましたでしょうか。
ヒゲをやめればその分が話すエネルギーに使われます。当然、話しぶりが上がります。これはスピーチトレーニングで多くの方が実感されることです。
でも、癖だからつい出てしまう。
そうですね。でも癖はうまれつきではありませんから、意識すれば治っていくものです。まずヒゲが出ていることを自覚し、出そうになったらぐっと我慢してください。原始的な方法ですが、対応策としてはかなり効果があります。
ある食品関連企業の経営者の方の事例です。
日々のスピーチでは「え〜」「あ〜」を頻発されていた社長。唸る癖と格闘中のある日、大きなご講演が決まりました。絶対にいい話をしたい。その決意のもと、徹底的に事前準備とリハーサルを実施。
本番当日を迎えました。
その日・・・。
ヒゲは、出ませんでした!
ここで決めねばならぬ!伝える覚悟が社長のヒゲを消したのです。
覚悟を決めて挑みましたから、ヒゲが消えただけではなく、講演全体にインパクトがあり、複数いた登壇者の中でもダントツに反響が高かった。そしてビジネス拡大につながりました。
スピーチで無用な言葉が出るのは、伝えることに迷いがある証拠。
社長のスピーチ、発する言葉すべてに価値があるべきです。
覚悟を決めて話しましょう。
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