言葉に重みがあり、納得させられる。
リーダーなら常にそう話したいものです。
経営コンサルタントのH先生は行動も話すスピードも大河のようにゆったりですが、出てくる言葉はいつも「グサッ!」と音を立てて刺さるように鋭いのです。
一言ひとことに重みがあり、刺さる。
どうしたらそんな風に話せるのでしょうか。
「今回の取り組みに関しては、再度検討すべきだと思います」
「今回の取り組みは、再度検討すべきです」
この2つの言い回し、違いはなにかというと・・・
語尾だけですね。
声に出して2つを発して見てください。
数文字の語尾ちがいですが、発する際の心持ちがちがうのではないでしょうか。
聞く側の立場になれば、もっと違いがはっきりします。
説得力がちがいます。「検討すべきです」と言い切った話し方には発した人の決意が強く感じられるのです。
たった数文字のちがいですが、ぜひご自身を振り返って見てほしい。
つい口癖で「〜と思います」と話していないかどうか。
無意識にこうしていたら、意図せず決断していない言い回しをしていたということになります。
実際「〜と思います」は多くの日本人に見られる口癖です。まさに語尾を濁す言い回しの代表例なのです。
口癖になっているとわかったら、いますぐやめましょう。
(もちろん、本当に思っているだけの場合は、使ってよいのです)
話す際、ひとつの語尾を意図的に選んでいくと、次に出そうとする言葉にも意識が向いてくるものです。こうしてスピーチで発する言葉に明確な意図が生まれ、出てくる一言ひとことにも意志が感じられるようになり、スピーチ全体がビシッと決まるのです。
語尾をどう話すか。これだけで説得力は変わります。
意味のない「思います」は禁止しましょう。
小さいなことと思える語尾選びは、伝わり方に大きな違いをもたらします。
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