こんにちは。森裕喜子でございます。
もしも「話が長い」と誰かに言われたら?
残念ながらそれは「話がつまらない、わからない」の意味。いい話なら時間が早く過ぎますよね。
頭では「簡潔に」とわかっていても、一生懸命話して長くなる。
そんなあなたの「伝えたい」情熱は、悪くありません!
スピーチトレーニングでも取り組む頻度が高い課題、どうにかしましょう。
会議で話が長い例
こっそり録音して書いた
ように見える例です。
(例)あ〜ではですね、今回の戦略の振り返りで、えっと、ま、実際、データを確認したんですが、どうもやっぱり原因は当初の戦略かなと、甘さがあったかなと、ま、言いにくいんですが、で、営業ががんばって外回りしてもですね、数を追うことがちょっとあれという、ま、あの事実として私は申し上げていますが、すいません直球で、あ、以上です。
これで一文。
長い。
文字で見ると愕然とする。
たくさんの「、」が続いたあと
やっと1つ「。」出ました。
無駄な言葉も多いですね。
この例はフィクションですが
大袈裟ではありません。
実際、こうなる人は
ものすご〜く
多いです。
長い話の2種
長くなる原因は2つ。
★一文そのものが長い
相手や状況を鑑み、
断定を避けようとして言葉が増えて
長くなる。
察しの文化のマイナス面でしょうか?
★情報量が多くて長い
誤認のないよう、
前置きや例を加えるから
情報が増える。
きっちりと情報が整理されていない限り、
聞く側は情報に溺れて
「長い話だった」
の印象だけが残ります。
本末転倒!
長い話の怖さ
話が長いと
聞き手がわかりづらいだけではなく、
自分でも混乱します。
ぐるぐる同じことを繰り返したり、
結論のない話になったり。
話すことが嫌になりますね。
改善方法
どうしたら簡潔に話せるか?
1も2も対策は同じ、
とにかく一文を短くします。
「。」を打つと決めて、どんどん言い切る!
すると
余計な言葉が抜け落ちて
簡潔になります。
先ほどの例も↓
(例)今回の戦略を振り返ります。
社内データを確認したところ、当初の戦略の甘さが一因と考えられます。
営業部門で外回りを強化しましたが、数を追うことが難しかった状況です。
スッキリ!量も半減!
捨てる決断
言葉を捨てることはシンプルな行為ですが、
捨てる「決断」が難しい。
スピーチトレーニングでは
この「決断」に至る段階もサポートします。
一旦コツをつかむと
スッキリ話せて気持ちいい!
だから身につきます。
言葉の断捨離
簡潔に話すことは言葉の断捨離。
余計な言葉を捨てると、
言葉の大切さに気づきます。
伝えたい思いを大切にするのは
聞く人のことも、
話す自分も大事にすること。
そんな人の話には誰もが共感できますね!
さあ簡潔に!
決断しましょう〜。
スピーチトレーニングでは、様々なフォーマットや秘策を多く活用して、あなたの言葉を引き出すサポートをしています。自分らしいスピーチ、実現しませんか?
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