プロンプター、横目で見て話すのは御法度|トップリーダーの目線問題

スピーチ基礎力

こんにちは。森裕喜子でございます。

総理大臣や大統領が会見で話す際、
よく使われているのが「プロンプター」という機材。

演壇の左右に立てた透明の下敷きのような所に
スピーチ原稿の文字が浮き出ます。

テレビカメラは
左右の下敷きが映らない画角で撮りますが
遠景のとき、ちょっと見えることがありますね。

下敷きに話す内容が写るため、
手元原稿のように
下を向くことなく話せるのが利点。

その一方、
コツをつかんで慣れておかないと、
逆にぎこちない話し方になってしまいます。

日本の現総理も不慣れなご様子。
チラチラと横目で文字を追ってしまわれるので
目線が泳いでいます。

目の動きが不安定ですと
安定感や信頼感を欠く印象を与えてしまいます。

ですから、
トップリーダーの登壇では、
必ず安定した目線で話せるように
練習しておくことが必要です。

少し前のことです。
新社長に就任されて初の株主総会で話される方の
トレーニングがありました。

プロンプター使用でしたので
目線に注力していただきました。

練習中、
やはり左右に目線を振るタイミングが
難しいご様子でしたが
だんだんと慣れていらっしゃいました。

そして総会当日は
力に満ち溢れながらも自然体で話され、
ビシッ!と決まっていらっしゃいました。

適切に練習をすれば
プロンプター使いも怖くありません。

備えあれば憂いなし。
安心して本番に挑んでいただける事前準備が
何よりも大切です。

*〜*〜*〜*〜*〜*

経営者だからこそ湧き上がる
「もっと伝えたい」想いを
どう実現するか(インタビュー記事)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

関連記事

おすすめ記事

TOP