言葉が出てこない、言葉にならない。カオスから脱け出すには

成功マインドセット

こんにちは、森裕喜子でございます。

ある方がプレゼン練習中、
「ここはうまく言葉にならないなあ」
と話すのをやめました。

こういうことって、ありますよね。

全てを言葉にできるわけではない、
とスピーチコーチが
言うのは
語弊があるかもしれませんが
誰にだって普通に起こることです。

でも「やっぱり私は話すのが苦手だな」
と感じられるかもしれませんよね。

ここは一旦立ち止まって、客観的に

言葉が出てこない状態

とは、どんな状況なのか?あくまでも
イメージですが見ていきましょう。

例えば「頭の中」には引き出しがあって、
その中には、言いたいことや想いなどが
整理されていない状態で詰まっている。

「話す」というのは、そこから
必要なものを取り出そうとして
それを言葉で表現していく。

これを次々と連続して行う。

そんなふうにも見えます。

引き出しの中はカオス状態ですから
どの思いを取り出そうか?
それはどんな言葉がぴったりか?
これを瞬時に行うのはかなり忙しい。

言葉が出ないことがあって当然、と言えます。

大切なのなここから先のステップ。
方法は色々とありますが、
一番やりやすいのは

行動を変えてみる

ことではないでしょうか。

「話す、黙る」という音声表現から
一旦離れるのです。

冒頭の練習中では、
「では、図にしてみましょうか?」
となりました。大きなホワイトボードを
ガラガラと動かしてきて、
ペンをお渡しした。

するとその方、すぐにサラサラ〜
何かを描き始めました。

「なんだかミーティング中みたいですね〜」

プレゼンから頭が離れたみたいです。

なんだか楽しそうに、矢印やキーワード、
図も出てきて、それを私に解説してくださいました。
言葉はスルスル出ています。

あれ、これって?

こうして言葉に詰まっていたプレゼンは
自然とまとまっていきました。

言葉が出てくるまでの流れ

を振り返ってみると、
言葉にならない現実を受け入れて一旦止まり、

・行動を変えた=ホワイトボードに描き出した
・プレゼンの意識から離れられた
・描くことによって言葉も一緒に流れ出た

となったわけですね。

言語化する手助け

として、全く別の行動に出る、
それもちょっと遊び心でラクにやってみると、
意外と言語化の手がかりが
見えてきやすいです。

押してダメなら引いてみる。

今回は「ホワイトボード」がきっかけでしたが
過去にはキャッチボールしたこともありました。

言葉になるまでのプロセスも、
トレーニングの醍醐味なのです。

言葉に詰まる、噛む、など「スムーズに話せない」を恐れる必要なし

公式ホームページで詳しいサービスや実績をご紹介しています。
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森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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