こういう場面、よくあります。
全然問題ありません、むしろ良い。
ここからがチャンス。
私がどう対応するかは場合によってちがいますが、今回はこんな言葉が出ました。
では、図にしてみますか?
大きなホワイトボードをカラカラと動かしてくると、その方は躊躇なくペンを取り、さらさらと何か描き始めました。
「ミーティング中みたいですね」とちょっと楽しそうな表情になられ、そのまま図の説明からプレゼンへと、話が自然とまとまっていきました。
手が動いたら言葉も出てきた。
水が流れるときのように、言葉は一番良い出口を探していたようです。
話したいこと、想いや気持ち、考えは脳内でごちゃっと入ったカオス状態。
引き出しに畳んで並べたTシャツのようには整頓されていません。
わかりやすく話そうとする行為は、そのカオスを瞬時に整えるようなもの。
それが得意でパッとできる人もいるかもしれませんが、多くの場合は「あれ、どこから話したらいいのかな?」と見失います。
言葉にならないことは誰にでも起こる、ごく自然なこと。
だからそこで慌てなくて良いのです。
言葉にならないなら、別の手を打ちましょう。
リフレーミングする要領で手段を変えると、言葉の出口が見つかる。今回は「描いてみる」が出口でした。
「ことばで話す」から離れて別の行動をするのです。
伝えたいことの出口は必ずあるはずです。
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