こんにちは、スピーチコーチの森裕喜子です。
人前で話すとき、緊張して話せない・・・
多くの方が抱える悩みですね。
でも緊張すること自体は、
悪いことではないはずです。
なぜなら、
緊張してしまうほどに
話すことに本気なわけですから。
ものすごいベテランのアーティストも
やっぱり本番前には
緊張するといいますし。
緊張は本気の証拠!
どうでもいいことには
やる気も出ないし、緊張だってしません。
・・・とはいっても、
ドキドキしたまま話し出すのは
嫌ですよね。
さて、
ここからが具体的な緊張対応策ですが、
冒頭で書いたように、
緊張する自分が決してダメではない、と
納得しましょう。
心の中で自分に言い聞かせてください。
「緊張していいんだ」と。
つまり、ドキドキ緊張してしまっている自分を
受け入れるのです。
そして、次は「体」への対応です。
緊張していると
・心臓の動悸が速い
・呼吸も浅い
・体に余計な力が入っている
こんな感じです。
このようなガチガチの体で
呼吸も満足に落ち着いてできていないのですから
当然、声も出しづらくなる。
すると焦ってきて、
早口になる。
余計に緊張してしまいます。
そこで、そんな体を変えましょう。
どうするか?というと、
ただただゆっくりと行動してください。
・演壇に向かって、ゆっくりと歩いていく
・ゆったりお辞儀する
などですね。
いつもの2倍くらいかけて
ゆっくり、ゆったり動いてください。
2倍は遅すぎるんじゃないか?
と思われるでしょうが、
これが大丈夫なのです。
緩慢なまでにゆったりした動き、
聞き手からは
「とても落ちついている」に見えます!
好印象!
そんな姿で話し手が登場すれば、
聞き手も落ち着いた気持ちになりますから
話しやすいですね。
そして3つ目。
いよいよ声を出して話します。
その時、
いきなり本題に入らないこと。
「みなさん、こんにちは。
今日は、お集まりいただきまして、
ありがとうございます」
と挨拶を申し述べたら、
間をたっぷり取って、
「こうして皆さんを前にすると、
やっぱり・・・緊張しますね」
こんな風に、本音を
打ち明けてしまいましょう。
自分が緊張していて、
それを受け入れている、と
素直に言葉にしてしまうのです。
え、そんなことを言ったら「自信がない」と
思われるじゃないか!と
不安かもしれませんが・・・
実際は、その逆!
聞き手はそんなあなたに共感したくなります。
誰だって人前で話すのは緊張すること。
それでも「伝えよう」と
頑張るあなたに
聞き手は応援したくなるのです。
これで、聞き手と話し手の垣根は無くなりました。
ともに場を共有する存在なのです。
どうでしょう?
話せそうな気持ちがしてきませんか。
さて、最後に、おまけ。
根本的な緊張解決策をお伝えします。
それは、戦略的な事前準備を的確に実行すること。
そして、人前で話す経験を積むこと。
これに尽きます。
スピーチトレーニングでお目にかかる方にも
同じことを申し上げておりまして、
トレーニングすること自体が
入念な事前準備なのです。
何事もやっぱり準備が全てなのです。
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