人前でモジモジ勝手に動く手を「自然なジェスチャー」に変えるには

スピーチ基礎力

こんにちは、スピーチコーチの森裕喜子です。

人前で話すとき、
指がモジモジして手のやり場に困る。
こんなことはありませんか?

落ち着かない手の動き。
聞き手も、かなり気になります。

手は言葉以上に雄弁

なぜ動いてしまうのか。
それは「手は第二の口」だからです。

人は言葉を持つ前、
身振り手振りでコミュニケーションしていました。
脳の中でも口と手を司る部位は隣同士
なのだとか。

冷静なフリをしていても、
緊張している本音がモジモジの手に出てしまうんですね。
充分に言語化できていないときも、手は、
さまざまなメッセージを発してしまうのです。

次の2つの例は、
人前に立つ場面でよく見られる手の様子です。

手を前で組んだまま話す

黙って立っているときは、こうなりますね。
でも、この状態をキープしたまま
スピーチしてしまうのは、よくありません。
手を前で組むと体が小さく見え、
(私は自信がありません)と周囲に知らせるようなもの。
トップリーダーのスピーチには不向きです。

手を後ろに組んで話す

昔、校長先生が話すときの格好を思い出しますが・・・
それは別としても、
手を隠すのは本音を隠しているイメージがする、
あるいは、尊大な印象になります。

手の表現力を有効活用する

モジモジ動いたり、
よくない印象をもたらしたり。
手には「語る力」がとても強いのです。

ならば///手にも語らせましょう!
それにはまず「立ち方」つまり姿勢が大事!

スピーチトレーニングでも、
一番最初に行うのは、これです。
スピーチを行う人の大基本!

両足を肩幅に開いて立ち、
足の裏を地面に付けて正面を見る。
こうすると腕は自然と体の脇に垂れます。
この体勢は人間の骨格本来の自然体。

この自然体で話してみましょう。
最初は手持ち無沙汰に感じるかもしれません。
その場合は、時折手を組むことがあっても良いです。
でも、基本は、手は自由にしておく。
そうすると、
手は、自然にジェスチャーをし始めます。
これは、体に無理がなく、いい話ができている状態
なのです。

いい話かどうかは、手を見ればわかる!のです。

スピーチに無理は禁物。
心も体もラクに話していいのです。
スピーチはまず体から入りましょう。

話す筋肉がつく!人生を変えるマンツーマンスピーチトレーニングの実際(写真あり)

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森 裕喜子

経営者のマンツーマンスピーチトレーニングとスピーチ戦略のサービスをお届けしております。トップアスリートのメディアトレーニングも多数実施。

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森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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