「独り言スピーチ」原因と改善策 具体的手順

スピーチ基礎力

こんにちは、森裕喜子でございます。

心を込めて話しているつもりなのに
話に心がこもらない。

伝えたい気持ちはあるのに
独り言のようになってしまう。

そんなお悩みはありませんか?

なぜこうなってしまうのか

と思いますよね。

まずは状況をよく見てみましょう。

この場合、言葉は出せているわけですから
話すこと自体に問題はないようですね。

となりますと、話す環境に原因がありそうです。

人は場の影響により行動が左右される

からです。

普段の会話では、だいたい相手を見て
話をしますよね。
目線は相手の方を向いています。

でも、スピーチではどうでしょう?

例えば緊張していると聞き手の顔を見づらかったり
原稿があれば手元や机上のパソコンを見て話す。

こんな風になっていませんか?

つまり、会話の時のように
聞き手の方を見て話せていない状況なのです。

実はこれが

独り言の原因

になります。

聞き手に目線を向けていない、つまり
誰に向けて話しているかがハッキリしていない。
ゆえに、ただ文字を読み上げるだけ、
言葉を音として発するだけになってしまう。

独り言になって当然ともいえるんですね。

心を込めてスピーチできないのは
あなたの「気持ちの問題」ではなく、
「物理的環境による影響」といえます。

このように原因が分かれば

改善策

も見えてきますね。

手元原稿も、聞き手も見る。
こうすれば良いのです。

・一文を話したら顔を上げ、聞き手を見る
・そしてまた原稿に目線を戻す
・一文が終わる頃に聞き手を見る。

この繰り返しです。

実はこの方法、
天皇陛下がお言葉を述べられる際の話し方。
ニュースなどでご覧になってみてください。

原稿が無い場合でも同様です。
緊張していても、ときどきでいいですから
あなたの顔をしっかり聞き手に向けましょう。

こうすると「この聞き手に話しているんだ」と
意識が変わり、普段の会話の時のように
自然と言葉に心がこもるようになっていきます。

実際、周囲の方々からも

社長のスピーチが変わった

と感想をお聞きすることもあります。

独り言のスピーチ解決策は
気合論より行動をちょっと変えてみる。

もう心がこもっていないなんて
言わせません!

ぜひお試しくださいませ。

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森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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