手元原稿を見てブツブツ・・・。

聞いていて最もつまらない話の筆頭です。

「話に心が入っていない」「話そうという気持ちがない」「伝えようとしていない」などと思いたくなってしまいますね。

 

かつて、こんな状況の方がスピーチトレーニング にいらっしゃいました。

普段はきちんとコミュニケーションできるし伝えたい意思もあるのに、独り言になってしまう。

 

まず、お話ぶりを分析しました。

独り言になるときはいつも目線が落ちていました。机上のパソコンをずっとご覧になっているためです。

「とにかくきちんと話さなくてはいけないから、原稿を見ています」とご本人。こうなると聞き手に眼を向けることなく話すことになります。

原稿や資料を確認せずには話したくない、聞き手を見るのは二の次になってしまうのです。

 

であれば、原稿と聞き手を両方見る方法に切り替えれば良いのです。

 

一文を話し終えたら一瞬でいいから聞き手を見る、そしてまた原稿を見る。目線切り替えの練習をしました。

すると、淡々とした印象はあるものの、ほっこりした優しさが感じられるお話に変わっていきました。

部下の皆様からは「社長のスピーチが変わった」とのご感想が。

社長ご本人もとても嬉しそうなご様子でした。

 

伝わらない要因の多くは、このように物理的なものなのです。

伝えたい思いがあっても、行動や環境がそれを阻止していることがほとんど。

これらのノイズを取り除けば自ずと伝わる話に変わります。

自分を変えるのではなく、環境と行動を変えれば良いのです。

 

手の使い方|社長のスピーチトレーニング

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