出世の代償?「昇進したら急に緊張して話せなくなった」原因と対策

成功マインドセット

こんにちは、森裕喜子でございます。

この季節はご昇進や移動など、
環境の変化が起きやすいですね。

立場が上がる分だけ
強い影響力を期待され、
伝える力も一層必要になられます。

一方、立場や責任範囲が変わると
今まで通りに話せなくなる方も
いらっしゃいます。

話す力は衰えるものでしょうか?

ある管理職の方から
そんなご相談がありました。

最近新たなプロジェクトを任され
絶対に失敗できない状況になったとか。

そのためか、以前はどんな大きな会議でも
平気だったのに最近ものすごく
緊張するようになったといいます。

また、話すことに達者な同僚がいて、
会議では一層プレッシャーを感じるのだそう。

こんなとき、どうしたら良いか?

今回のケースはもともと話すことに
苦労されていない方。

ですから緊張に対処する前に
根本的なところを一旦整理する方が
良さそうです。

そこでまず

そもそも何のために話すのか?

に立ち戻ります。

この会議で話す目的は
プロジェクトに関する情報共有でした。

ですが新たな仕事を任された
ご本人としては、期待に応えようとして
(きちんと上手に話したい)
こんな思いがおありかもしれませんね。

その上、うまく話す同僚がいれば
ライバル心が燃えて
プレッシャーも強くなり、
周囲の目や評価も気になります。

すると、本来プロジェクトの報告を
すれば良いところが
「うまく話して認められるための機会」
にすり替わり、結果、自分に
プレッシャーを与えることになる。

圧力や期待をバネにできれば良いですが、
今はその逆。ですから

本来の目的に立ち返りましょう

客観的に見れば、
立場と責任の大きさが変わったのだから
緊張して当たり前。
そんな自分をまず受け入れて、
すべき行動を淡々と遂行してはどうでしょう。

・プロジェクトの状況を情報共有して、
・課題などがあればいち早く共有し、
・議題にして解決策を見出す。
・そしてプロジェクトの成功につなげるんだ

シンプルにこれだけに全集中して
話す内容を準備をする。
当日もそれを淡々と話せばいい。

それだけです。

話がうまい同僚も、
自分がうまく話したいと思うことも、

一旦脇に置いておく。

こんなふうにお伝えしたら、
ご自身なりに海路を見出せたご様子で、
後日、メールをいただきました。

「今回は緊張せずに話せました。
つかめてきた感じです」

立場が変わると見える景色が変わる。
素晴らしい環境の変化ですが、
人は環境に影響を受けるもの。

それでもブレずに、
ご自身を信じてお話しください。

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森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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