聞き手の反応を見る/知るのはいいが、気にしすぎは逆効果

成功マインドセット

こんにちは、森裕喜子でございます。

登壇中、話し手が最も気になることの1つは
聞き手の反応ではないでしょうか。

スピーチでは
聴衆の反応を意識して話すことが大切、と
いわれます。

聞き手の存在を無視するのは論外ですが、
話す側として
(伝わっているのか?わかりやすいか?)
と客観的に自分を捉えることは必要。

ですが、聞き手の反応を気にしすぎるのは
よくありません。

人はどんな態度で話を聞くか、というと
実にさまざまです。

8割以上は
じーっと話し手を凝視したり、
無表情だったり。
下を向いて何かしていたり、
寝ているように見える人もいますよね。

「私はあなたの話をしっかり聞いています!」と
話し手が嬉しくなるような聞き手は
実際、少数派です。

聞き手は、まるで
テレビを見ているかのように
自由な態度で聞くものなのです。

しかし、
こんな聞き手の様子を見ると、話す側は
「私の話、おもしろくないのかな」と
急に焦り出します。

すると
「ああ、私の話、ダメなんだ!」と思い込み、
自らスピーチをダメにしてしまう。

聞き手は自由に聞くもの。
 
たとえどんな風に聞いていても
 
そこに居てくれればいい、くらいに思うほうが
 
聞き手のため、そして自分のためです。
 
 
そう思えるようにするにはどうしたらよいか。
 
伝わるように事前準備をしたら、
 
本番では、どんな聞き手にも敬意を払い、
 
ひたすら聞き手に向けて「伝える、届ける」行動に集中しましょう。
 
 
どう話すか?は話し手の仕事。
 

それをどう聞くか?は聞き手の自由なのです。

 
森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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