こんにちは。スピーチコーチの森裕喜子です。
「話を起承転結でまとめられない。
スピーチって難しいですね」
ある経営者の言葉に、ハッとしました。
もしかしたら多くの方が
スピーチには起承転結が必要と思い込んでいる
のではないか?
・・・実は伝わるスピーチに起承転結は不要です。
もちろん話の構成は大切。
でも、相手の心に響くスピーチをしたいなら、
もっと欠かせないことがあるのです。
それは、何?
たった1つの大切なこと
スピーチの組み立てに気を取られると、
次はこれを話せばいいのかな?
この2つのどっちを先に話したらいいか?
などに頭を使いますね。
すると1つ1つの言葉選びに
力を入れることができなくなり、
本当に伝えたいことを集約した言葉が
生まれてこないのです。
人の気持ちが動くのは
ある衝撃を受けた”瞬間”に起こる。
つまり聞き手の心を動かすには
そんなインパクトの強い「ひとこと」が
絶対に欠かせません。
ビジネスの場で「結論から話せ」とよく言われるのは、
まさにこの「言いたいことをひとことにする」ことなんですね。
スピーチトレーニングでも
話が冗長になったり、まとまらなくなってくると
「最もお伝えになりたいことは何ですか?」
と問いかけをします。
すると、パッと強い言葉が出てくる。
それがスピーチで最も大事な、聞き手の心に響く
ひとことなのです。
伝わるスピーチの基本構成
「ひとこと」の力を使って
影響力のあるスピーチをするなら、
起承転結ではなく、
次のような話の流れを意識してみてください。
- 最初に最も伝えたいことを「ひとこと」で言い表す
- その後、詳しく説明する
- 最後にもう一度「ひとこと」を繰り返す
結論が一番最初でわかりやすく、
記憶にも残りやすい基本的な伝え方です。
スピーチに迷ったら「ひとこと」から始めよう
もしスピーチに悩んだら
まず「何を伝えたいのか」 をひとことで
表してみてください。
きっちりした起承転結にとらわれることなく、
瞬間のインパクトを起こす「ひとこと」の力を最大限に活かす。
ぜひパワフルで力強いスピーチになることが
きっと実感できます。
聞き手の反応も随分変わるはずです。
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