社長のスピーチトレーニング |ポインターのグルグル 指摘法

あるとき、社内研修ご担当の方から頼まれました。

「部長がポインターをぐるぐるするので、ちょっと指摘していただいたくて」

スライド上に赤い光が動いて、聞き手は目がチカチカ。些細なことのようですが、せっかくのプレゼンを邪魔しています。

ぜひ治したい癖。あなたは大丈夫ですか?

動くものは目立つ

街頭のオーロラビジョン映像や電車内の動画広告。人は動くものに目をとられます。スピーチで「動くもの」といえば、

  • 話し手の表情、ジェスチャー
  • スライド資料のアニメーション、動画

そして、

  • レーザーポインターの光線

レーザーポインターはプレゼンテーションの際、スライドを指す時に使う道具です。赤くて強い光線は一箇所に点で当てるだけで十分目を引きますが、なぜかぐるぐる動かしてしまうんですね。そんな場面を何度となく見ています。

 

ぐるぐるの理由を伝える

部長に指摘してほしい、と依頼された本件。研修ご参加者全員に向けて伝えました。

「ポインターは光る点である一箇所を指し示すものです。でも、ぐるぐる回したくなるんですよね。なぜでしょう?

新聞を読んで、気になったら所に赤ペンで印をつける。よくやりますね。テストの赤丸は正解の意味、これは嬉しい。それらを思い出してついぐるぐるしたくなるのかもしれませんね。

でも、プレゼンを見る人たちは目がチカチカ。

話の中身よりもチカチカが印象に残ってしまうんです。これでは本末転倒です。

ポインターは赤くポチッと点で指し示せば十分。どうしても動かしたかったら、ゆっくり一回ぐるりと丸で囲む。そうしましょう」

 

その後、個人トレーニングの最中、部長さんには何回かご指摘申し上げました。

「ぐるぐる、されていらっしゃいますよ」

「あ!そうか、気づかなかった!」

だんだんと癖は消えていきました。

 

道具の楽しみ

最近では緑の光が出るポインターもあるそうです。赤より見やすいとか。

点の光ではなく、スポットライトを当てるものもあります。私も持っています。画像のもの(ロジクール社製)。スポットライトで照らすと「お〜っ」と聞き手の皆さんが反応してくれるのでちょっと楽しいツールです。まだあまり使いこなせていませんけれど・・・。

道具に凝るのも一興かもしれません。

ノイズにならないよう、正しく使って伝わるプレゼンにしてください。

 

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