経営者の伝わるスピーチは「作文」しない。ビジネス同様、戦略で勝つ

スピーチ戦略

こんにちは。森裕喜子でございます。

先日、とある経営者の
スピーチトレーニングのこと。

登壇に向けて、
何をどう話すかを
まとめるタイミングでした。

そこで1つのフォーマットを使い、
ワークをしました。

「スピーチ戦略」を立てるためです。

実際にやっていただくと、
経営者は開口一番、仰いました。

「ビジネス戦略と同じような考え方ですね、やりやすいなあ」

良かった!

まさにこの方がおっしゃる通りなのです。

例えば商品やサービスを考えるときは
現状や背景などを整理して課題を導き出し、
そこから戦略やアクションプランにする考え方が
あります。

それを応用したのが
「スピーチ戦略」を立てるフォーマット。

スピーチというと、
まず机やパソコンに向かって
上手な作文を書く意識になってしまう方が
少なくありません。

上手い話の展開や文法の正しさ、
カッコ良い言葉やお堅い文語的表現に
気が取られてしまうのです。

でも、こうすると、
スピーチする本来の目的を見失います。

経営者が人前で話すことの最終的な目的は、
上手い作文を読んで
誰かに褒めてもらうため、ではないですよね。

会社の発展やビジネスの成功、
そして社員やお客様の幸せ、
社会貢献などを
目指すもののはずです。

であるならば、
スピーチという社長のアクションも
明らかにビジネスのうちの1つ。

ですから
ビジネス戦略に取り組むことと同様に、
論理的に準備すべきなのです。

このように取り組むと、
相手に伝わる話、人の心に響く話をすることは
感覚ではなく、
論理的に行えるようになることが
お分かりいただけると思います。

スピーチは「作文」する力ではなく
論理的に取り組む方が
ずっと、いい話になります。

森 裕喜子

森 裕喜子

経営者のマンツーマンスピーチトレーニングとスピーチ戦略のサービスをお届けしております。トップアスリートのメディアトレーニングも多数実施。

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森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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