こんにちは、スピーチコーチの森裕喜子です。
今日の集まりでスピーチすることになりそうだ・・・
と思われたら、真っ先に
現地で実行していただきたいことがあります。
それは?
会場に入ったら、
登壇者が立つ「位置」を確認しましょう。
可能なら会が始まる前に
さりげなく、そこに立ってみてください。
ほんの一瞬、さ〜っと
通り過ぎるだけでもいいです。
これだけで
スピーチ中、あなたの視界に入る
「会場の絵面」を事前に経験できます。
1回スピーチしたような気分に近づければ
実際の本番は2回目!
少しは余裕を持って話しやすいですね。
なんだか冗談のように聞こえるかもしれませんが
れっきとした戦略的行為。
少なくとも慣れた場所で話すとなれば、
大いに話しやすくなります。
しかし実行するにはハードルが高い?と
感じるかもしれませんし、
そもそも現地到着は開会ギリギリ・・・
であれば、別の手です。
他の人がスピーチしている姿を良く見て、
自分を重ね合わせましょう。
まさにゲーム感覚でOKです!
そして、自分の場合を想像し
(登壇者の顔にスポットライトが当たっている。
スピーチ中、会場の様子は見えなさそうだな)
と推察したり、
(スタンドマイクのままじゃなく、
マイクを手に持って話すほうがいいな)
人の振り見て我が振り直す!
面白可笑しく書いていますが
実はこれ「場作り戦略」とも言える有効な取り組み。
スピーチトレーニングでも
必ずお伝えする「基本戦術」の第一歩です。
昔、聞いた話では、
アメリカの某著名な講演家は
講演前日にその街に入り、
現地の人と会話するなどして
自らその「場」に親しむ努力をするそうです。
衣装も何着か持って行き、
雰囲気に合ったものを選ぶとか。
プロでも、ここまでやるんです。
いいえ、むしろプロだからこそ!の抜かりない
取り組みですね。
周到な準備あってこそ、いい話ができるのです。
初めての人たち、初めての場所。
そんな場面でのスピーチは
緊張して当たり前。
だからこそ、
少しでも「馴染みの場所」に変えましょう。
話す会場の状況を事前に把握し、
話し方の策を練る。
できる範囲で、
ぜひ実行してみてください。
こんな小さな積み重ねが「伝わるスピーチ」に
近づく一歩なのです。
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