こんにちは、スピーチコーチの森裕喜子です。
「インパクトあるプレゼンをしたい!」
次の会議で話すという方の
プレゼントレーニングをしていました。
熱を入れてらっしゃる案件で、
内容も話し方もいろいろ戦略を練って練習し、
ご自身でも自信が湧いてきた!
となったときです。
ちょっと沈んだお顔で、
「本番は多分、座ったままプレゼンするんです・・
うちの会社の慣例で」
座って話すのと、立って話すのでは
パワーの出方が全然違います。
会社の慣習なら・・・とは思いつつ
その方の熱意をなんとか伝わる形にしたい。
そこで、ご提案してみました。
「座って行う慣例でしたら、逆に
今回は立って、前に出てプレゼンされる案はいかがですか?
斬新な提案内容だからこそ
インパクトある話し方が効くかと思います」
「それは、そうですね・・・!」
そして立ってプレゼンされることに
されました。念の為、
「今回はこれまでにない提案をしたいので
立ってプレゼンさせていただきます」
と冒頭でひとこと添えることもお伝えしました。
自ら「場」を変える覚悟
立って話すか、座って話すか。
たったそれだけの違いですが、
視覚的な変化を起こすと、
想像以上に大きなインパクトが出ます。
ギリシャローマ時代を描いた映画などを見ると、
空の下、王様が民に向けて立ち、
朗々とした声でスピーチしています。
もしも王が座ってスピーチしていたら?
大きな声は出しにくく、
言葉は遠くまで届きません。
また、立って身体を大きく見せることは
王の圧倒的存在感を示すためにも
必須だったはず。
リーダーシップを示して人前で話すならば、
このような場作りを含め、
あらゆる手段を検討すべきです。
椅子から立ち上がり、前に出て、スクリーンの横で話す。
これなら時間も手間もかけずに、
瞬時に強烈なインパクトを放って伝えられます。
必要なのは、少しの勇気だけ。
立って話すときに見える景色は
見慣れた会議室ではなく、
真のリーダーにしか見えないものでしょう!
本気で伝えたいときには、ぜひ
場作りをご検討ください。
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