この記事は、弊社ボイスイメージが実際サポートさせていただいた、
ある経営者さまのご登壇をベースにしたものです。
「少し場を和ませて、聞き手との距離を縮めたい」
業界の集まりや、知らない人同士が同席するパーティーでのスピーチ。
どのようにして場をほぐせばよいか、トップは心を砕かれます。
「笑い」には一気に場を変える力があります。
ですが、単におもしろおかしいのも、強い刺激を狙うのも良くありません。
ではどんな笑いがトップに相応しいのか?
心地よい笑いから、話の「本題」にどう繋げるか?
ある起業家の方のご登壇実例を交えて紐解きます。
◼️ 笑いの効能とリスク
業界の集まりやパーティーでのスピーチ。
知らない人同士が集まる独特の雰囲気の中、
「こんなとき、少し場を和ませることができたら」
そう思われることもおありでしょう。
スピーチには、そもそも場をほぐす力があります。
そこに自然な笑いが加われば、一気に場が変わる。
聞き手との距離が縮まり、グッと話しやすくなります。
ですが、トップのお立場での「笑い」には見極めが必要です。
芸人さんのような強い刺激や自虐的表現を真似るわけにはいきませんし、
単におもしろおかしいだけ、も良くありません。
ご自身や企業のイメージを損なうリスクがあるからです。
では、トップにふさわしい笑いとは、どのようなものでしょう。
長年ご一緒させていただいている、ある起業家の方の実例から紐解きます。

◼️ 準備が大切
その方は、ご登壇のたびに心地よい笑いで会場を満たされています。
先日のイベントでも、冒頭で何度も自然な笑いが起こりました。
現在のご様子からは全く想像できませんが、
トレーニング開始当初は、スピーチが苦手と仰いました。
発声練習からスタートされ、
ご多忙の中にあっても頻繁に登壇の機会をお持ちになり、
毎回、丹念に準備をされました。
そして今、本来お持ちの発信力と魅力を存分に発揮されていらっしゃいます。
ビジネスにおいても、目覚ましいご発展という表現では
追いつかないくらいでいらして、
そのお姿を拝見するたび、感動を覚えております。
◼️ 驚きのエピソード
その方がどんなふうにお話しされるのか。
過去に披露されたエピソードの一部を紹介させていただきます。
プライベートでスポーツイベントにご参加。
その前夜、早々にベッドへ入ったものの、なぜか眠れない。
気づけばもう起きる時間に。
結局、一睡もせずにスタート、見事にゴールされました。
「え?本当ですか?!」
スピーチ練習でお聞きして、驚嘆の事実に唖然としました。
あまりにも大胆、そしてその方らしすぎる出来事だったからです。
「お身体・・・ご無事ですか?」お尋ねしたほどです。
ご登壇のたび、このようなエピソードをお話しになるため、
準備にご一緒させていただく時間がとても楽しみです。
◼️ 余白とズレの複合構造
笑いの理論の一つに、「ズレ」があります。
想定した状況と、現実に起きたことのギャップ。
人は、ここにおかしみを覚えます。
この起業家の方は、実際に起きた事実を淡々と話しながら、
聞く人が「ズレ」を感じるようにされているのです。
「しっかり準備したのに、睡眠だけ、そうできなかった」
といった説明は一切されません。
聞き手を信頼して余白を残されるのです。
秘すれば花。
また、このような驚きのエピソードも、至極穏やかに話されます。
話す内容と伝え方の両方で、すうっと軽やかにギャップを示される。
そのスピーチスタイルには、優美さすら、感じてしまいます。
◼️ 心地よい笑いで場を満たす、3つの視点
トップご自身の魅力をお出しいただきながら、自然に場を味方にする笑い。
ポイントを3つにまとめました。
1.日常の「驚きやズレ」を拾い上げる
特別なエピソードを探す必要はありません。
日々の身の回りにある、ちょっとした想定外がポイント。
ご自身の実体験が一番伝わります。
2.「マイナスにならないか」を徹底して検証する
ご自身、聞き手、その後のビジネスにどう影響するか。
事前準備段階で最も重要なことですので、トレーニングでも注力します。
この検証により、トップにふさわしい内容が保たれます。
3.笑いのあとは、鮮やかに本題へと切り替える
場が和んだ後、いかに本題へ入るのか。
体の向きを少し変えるなど、非言語を活用するのも効果的。
自分らしく行える方法を見出すことが大切です。
◼️ 本題があってこそ、笑いが映える
スピーチで笑いを生むことは「目的」ではありません。
あくまでも「話の本題」に入る前の「手段」です。
「本題」とは、話し手のスピーチ内容の本題でもあり、
パーティやイベントなら「出会う」「縁を繋ぐ」といったことも「本題」。
そこへ辿り着くために、まず聞き手も話し手も互いに心を開く。
それがスピーチ、そして笑いです。
トップリーダーのご登壇には、奥深い力があるのです。

<本来お持ちの力を、自然に届く形へ>
ご自身の言葉で語ること、構成、言葉選び。
声や身体を活かしたご自身らしい表現と伝え方。
ご自身本来の魅力を活かしながら、聞き手と共に場を動かす。
そんなご登壇をボイスイメージがサポートさせていただきます。
ご要望に応じて、大切なスピーチ本番の日まで丁寧に伴走いたします。
どうぞお気軽にご相談ください。
心よりお待ちしております。
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数多くのトップリーダーの皆さまと共に積み重ねた、確かな歩みの記録です。ぜひご覧ください。
