話は短い方がいいとわかっていても、つい長くなってしまう。
そう仰る方に理由をお尋ねすると
「言葉足らずで誤解されると困るから」と返ってきました。
お気持ちはわかりますね。
でも、言葉が少ないと本当に言葉足らずになるのでしょうか?
小泉純一郎元総理は「自民党をぶっ壊す」「痛みに耐えてよく頑張った、感動した」など記憶に残るワンメッセージを出しました。
その小泉さんがもしもきっちり説明するタイプだったら?
「あなたは体が痛いのを我慢して頑張られました。その戦いぶりに私は大変感動しました。この度の優勝、誠におめでとうございます」
こんな風に話すかもしれません。
なんだかありきたりすぎますね。
このように簡潔に話すことを ”Keep it short and simple!”(スピーチはKISSで話せ)というそうです。
KISSな言葉は「なんだろう?」と聞く人を振り向かせ、想像力を掻き立てる。だから「この話は面白い」となるのです。
トップリーダーがせっかく話すなら、やっぱり記憶に残る言葉でないと!
KISSで話していただくトレーニングの際は、よくこんな風にコメントします。
「つまり、ひとことで言うと何をおっしゃりたいのでしょう?」
すると説明口調だったものがぎゅっとした一言に変わります。
KISSは苦労して作り出すというより、ふと口をついて出てくる普段遣いの言葉の中にあるのです。
文字で書いて作ると相当に大変。
声で出す!これが効きます。
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