【ご登壇の舞台裏:株主総会】最初の3秒、お辞儀一つで「場」を変えるオーラの正体

お客様の声・トレーニング実例

こんにちは、森裕喜子です。

新シリーズ【ご登壇の舞台裏】。
今日はその1回。
某企業さまの「株主総会」サポート記録です。

短期集中型のトレーニングでした。
ミーティングと練習を重ね、
リハーサル。そして本番当日も
現地同行させていただきました。

株主の皆さまが続々と集まる
会場の一角で、
静かに開会を待ちました。

言葉のない静寂に、人の心は動き出す

始まりのアナウンスが聞こえると、
ステージの奥に、スッと
社長がお出ましになりました。

ゆったり落ち着いた、美しいお辞儀。
やがて静かに歩き出されました。

その瞬間、感じました。
( 決まった!)
素晴らしいご登壇になられると確信しました。

「きちんと話す」だけが正解ではない

トレーニングのご依頼をいただき、
社内運営チームの皆さまとの最初のミーティングで
明確なご要望をいただきました。

きちんとした印象でありながら、
会社の想いも伝わるように。

この会社の皆さまとは以前、
別の案件でご一緒させていただいておりました。
社長さまは素晴らしいご登壇をされる方です。

その上で、ご意向を実現するには
具体的にどうするか?

社長が舞台にお出ましになる
「最初の瞬間」こそが勝負どころと
考えました。

強いスピーチ戦略、シンプルなアクションプラン

会の冒頭で社長の存在感を明確に示し、
そこで一気に「伝わる流れ」を
作り出す戦略です。

そして総会全体のプログラムを考慮し、
内容に応じて効果的な話し方をするという
具体策を考えました。
トレーニングは、これらに必要な
スキルを磨く時間です。

社長は日々大変忙しくお過ごしですので、
トレーニングは
シンプルさと実行しやすさを重視。
常に「よし、行ける」と
確かな手応えをお持ちいただけるように
考えました。

気になることがあれば即解決。
そうできないことは
努めてフォローアップしました。

実際、社長は大変真摯に
練習に取り組んでくださいました。

チームワークが結実した登壇

運営チームの皆さまは毎回、
最適な練習環境をご用意くださり、
また、毎回の進捗ご報告や本番対策など、
ミーティングの時間もしっかりと
お作りくださいました。

総会という会社の一大イベント。
各部署の皆さまがそれぞれに専門性を発揮され、
力を合わせていかれるご様子は、
ご苦労も多くていらっしゃると思うのですが
とても素敵に写りました。

こうした1つ1つが積み重なったものが、
本番、冒頭の数秒にギュッと詰まっていたのです。
皆さまの想いが結実した瞬間でもありました。
今振り返りますと、つくづく感じ入ります。

内に秘めた熱量が言葉になって現れる

さて、本番のご状況に話題を戻します。

議長としてお話の際は、
自然に聞き手に目線を送りつつ、
丁寧に話を進められました。
こうすると「淡々と、きちんと話す」ではなく、
言葉に自然な表情が生まれます。

そしていよいよ、
会社のメッセージを伝える場面です。

拝聴していて感じたのは、
社長の「話すためのギア」が、
一気に上がられたように思えました。

たっぷりと間(ま)を取る。
声がお身体の全身に響いている。
言葉のメリハリが自然と大きくなっている。

明らかに練習時とは次元が違ったのです。
この部分に至るまでの間に、
聞き手とのコミュニケーションが取れていると
お感じになられたのかもしれませんし、
本番特有の場がもたらす緊張感が、
社長が本来お持ちのパワーに
火をつけたのかもしれません。

想いが十二分に言葉に表現され、
圧倒的な表現力でした。

実際、株主さまからのアンケートにも
「社長の想いがメッセージで伝わってきた」
といった内容が多く寄せられたそうです。

また、運営チームの方も、
「社長のお顔の表情は、私のいた場所からは
拝見すことができませんでしたが、
お背中から伝わってくるものがあって、
本当にすごかったです」

会社がお伝えになりたい想いが、
しっかりと届きました。
まさに社長と皆さまのお力です。
これほど素晴らしいことはありません。

たった一人で本番をやり抜くトップのために

事前にどれほど準備をされても、
本番では、トップがたった一人で
最後までやり抜かなければなりません。

話すことの重み、価値、そして難しさでもある
と思います。

ですが、その山が高いほど、
一瞬にして場を変えるほどの力が
自然と湧き上がってくる。
トップリーダーは、そういったお力を
もともとお持ちなのだと思います。

そして私たち聴衆は、
それを見たい、経験したいのです。

スピーチコーチ冥利に尽きるお仕事を
させていただきました。

素晴らしいご登壇をお見せくださいました
社長さま、
お支えくだきましたチームの皆さま。
本当にありがとうございます。

 

◆次号のお知らせ(公式シリーズ・第2回予告)

新シリーズ【ご登壇の舞台裏】。
次回は「社内アワード(表彰式)での社長スピーチ」
の舞台裏をお届け予定です。
*内容が変更になる場合があります、何卒ご了承ください。

「社員を労い、会社の未来に向けて鼓舞したいが
定型的な挨拶にしたくない。
でも
本当の気持ちを言葉にするには・・」

社員の心を動かし、組織を一つにするスピーチは、
対外的発信とは異なるハードルの高さです。
社員への想いが強いほど、その難しさは増すものです。

そして、社員は社長の話に期待しています。
その予想を上回って伝わるようなスピーチに!

次回もリアルな実例を交えてお届けします、
どうぞ楽しみに。
(次の金曜日を予定)

◆ 公式ホームページにて、最新トレーニング実績を公開中

公式ホームページにて、
2026年春までの弊社実績を公開しました。
数多くのトップリーダーの皆さまと共に積み重ねた、
確かな歩みの記録です。ぜひご覧ください。
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<森裕喜子からのメッセージ>

スピーチはフィジカルなもの。
身体の使い方がわかれば、
本番の緊迫した空気の中でも
自然と影響力が放たれる登壇になります。

一生物の「発信力」をお届けします。

重要な社内外の登壇を控え、
社長の魅力や組織の想いを届けたいとお考えの
経営者の方、広報ご担当者さまへ。
安心してお任せいただけるサポートをご提供します。
どうぞお気軽にご相談ください。
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森 裕喜子

経営者のマンツーマンスピーチトレーニングとスピーチ戦略のサービスをお届けしております。トップアスリートのメディアトレーニングも多数実施。

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森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。マンツーマントレーニングとコンサルティングをしております。

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