こんにちは、森裕喜子です。
ご登壇の舞台裏シリーズ「株主総会」
今回がシリーズ1回目です。
弊社過去実績から、
某企業さまの株主総会サポート記録です。
想いが詰まった総会
株主総会は会社によって様々だと思いますが、
今回書かせていただく案件は、
短期集中の濃厚なトレーニング期間を経て
入念なリハーサル、そして
本番が出来上がったという
プロジェクト型の取り組みでした。
そして「会社の “想い“ を伝える」という
明確な目標に向かって行われました。
企業さまにどのように当方サービスを
お役立ていただいたか、
本番はどうだったのか、などを中心に
記します。
言葉のない静寂に、人の心は動き出す
本番の日の朝。
現地会場へと向かいました。
株主さまが続々とお集まりになる会場の
一角で、静かに開会を待ちました。
始まりのアナウンスが聞こえると、
ステージの奥に、スッと
社長がお出ましになりました。
ゆったりと落ち着いた、美しいお辞儀。
やがて、静かに歩き出されました。
その瞬間、
( 決まった!)
素晴らしいご登壇になられると確信しました。
「きちんと話す」だけが正解ではない
トレーニングをご依頼いただき、
社内運営チームの皆さまと
最初のミーティングで
明確なご要望をいただきました。
「きちんとした印象でありながら、
会社の想いも伝わるように」
原稿内容や会場設営も
できる限りの準備をする。だから
しっかりとステークホルダーに届けたい・・
大舞台を前にした皆さまの
そんな切実な想いが感じられました。
この組織の皆さまとは以前、
別件でご一緒させていただいておりました。
ですので、
どうやってご要望にお応えするか?は、
考えるまでもありませんでした。
まず、社長が舞台にお出ましになる
「最初の瞬間」こそが、
すべての流れを決める勝負どころ
と考えました。

スピーチ戦略とアクションプラン
会の冒頭で社長の存在感を明らかに示し、
そこで一気に「伝わる流れ」を作る。
そして総会の進行内容に応じた
適切かつ効果的な伝え方を実行する。
これらの実行必要なスキルを、
社長のマンツーマントレーニングで
お届けする。
社長は今回、議長として数時間続く総会を
ほぼお一人でお話しになります。
ですから常に「よし、行ける」と
確かな手応えを持ち続けていただけるように
取り組もうと思いました。
チームワークが結実したご登壇
社長はご多忙の中、大変熱心に
トレーニングに取り組んでくださいました。
運営チームの皆さまも毎回
最適な練習環境をご用意くださり、
また進捗報告や本番対策など
ミーティングの時間も割いてくださいました。
大変ありがたかったです。
このサポート期間中、
各部署の皆さまが
それぞれに専門性を発揮され、
力を掛け合わせていかれるご様子は、
ご苦労も多くていらっしゃると思いますが
私の目にはとても素敵に写りました。
なんだか、私もほんの少し
チームに入れていただけたような気が
しました。
こうした1つ1つが、あの本番の冒頭、
社長のパワフルなご登場に
つながったと思います。
内に秘めた熱量が言葉になって現れる
さて、本番のご状況に話題を戻します。
社長が議長として議事を進める場面では
「丁寧さ、わかりやすさ」を大切にして
話されました。
こうすると「淡々と話す」ではなく、
「自然なメリハリ表現で、きっちり伝える」
という印象になります。
そして次は、
会社のメッセージ部分に入ります。
議事の部分とは違い、想いを込めたいところ。
社長の「話すギア」が上がられたように見えました。
言葉に強い説得力が宿っています、
たっぷりとした間(ま)、
全身から出る響く声。
明らかに先ほどと、そして
トレーニング中やリハーサルのときとも
次元が違いました。
目を見張りました。
本番特有の緊張感が、
社長が本来お持ちのパワーに火をつけた
のかもしれません。
あるいは、総会を進行される間に
聞き手とのコミュニケーションが取れている
とお感じになり、話しやすさが
増されたのかもしれません。
想いが十二分に言葉に表れ、圧倒的でした。
これまで様々なトップのご登壇を拝見していますが
これほどのギアチェンジがお出来になるのは、
正直、初めてです。
どれほどの想いで今、お伝えになっているか。
トップリーダーの「大きさ」に
圧倒されました。
実際、株主さまからのアンケートにも
「社長の想いがメッセージで伝わってきた」
といった内容が多く寄せられたそうです。
また、運営チームの方も、
「伝わってきました、本当にすごかったです」
会社がお伝えになりたい想いが
しっかりと届いたのです。
これほど素晴らしいことはありません。

たった一人で本番をやり抜くトップのために
事前にどれほど準備をされても、
本番では、トップがたった一人で
最後までやり抜かなければなりません。
話すことの重み、価値、そして難しさでもある
と思います。ですが、その山が高いほど、
一瞬にして場を変えるほどの力が
自然と湧き上がってくる。
トップリーダーは、そういったお力を
もともとお持ちなのだと思います。
そして私たち聴衆は、それを「見たい」
「心動かされたい」のです。
特に社員の皆さまは、それを強く
望んでいらっしゃると思います。
スピーチコーチ冥利に尽きる、
忘れることができないご登壇です。
素晴らしいご登壇をお見せくださいました
社長さま、
お支えくだきましたチームの皆さま。
本当にありがとうございます。
◆次号のお知らせ(第2回予告)
新シリーズ【ご登壇の舞台裏】。
次回は「社内アワード(表彰式)での社長スピーチ」
舞台裏をお届け予定です。
*内容が変更になる場合があります、何卒ご了承ください。
「社員を労い、会社の未来に向けて鼓舞したいが
定型的な挨拶にしたくない。
でも本当の気持ちを言葉にするには・・」
社内向けスピーチは、
対外的発信とは異なるハードルがあります。
想いが強いほど難しくなる・・。
社員は、社長のスピーチに期待しています。
どうしたら伝わる話になるか?
ぜひ次回記事もお役立てください。
どうぞ楽しみに。
(次の金曜日を予定)
◆ 公式ホームページにて、最新トレーニング実績を公開中
公式ホームページにて、
2026年春までの弊社実績を公開しました。
数多くのトップリーダーの皆さまと共に積み重ねた、
確かな歩みの記録です。ぜひご覧ください。
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<森裕喜子からのメッセージ>
スピーチはフィジカルなもの。
身体の使い方がわかれば、
本番の緊迫した空気の中でも
自然と影響力が放たれる登壇になります。
一生物の「発信力」をお届けします。
重要な社内外の登壇を控え、
社長の魅力や組織の想いを届けたいとお考えの
経営者の方、広報ご担当者さまへ。
安心してお任せいただけるサポートをご提供します。
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