こんにちは、森裕喜子でございます。
リーダーは立ち居振る舞いに気をつけて!とはいいますが、実際いかがでしょうか?
今どきの注目は「マスク」。自分が身につけたものをどう扱うか。その所作にいろいろなものが垣間見えます。
そんなに慌てなくていいのに
マスクをつけたスピーカーが姿を現し、
演壇につくなり、
マスクを外そうとしています。
その人は
マスクの真ん中をぎゅっと指でつまみ、
頭を左右に振って顔から外しました。
手にしたマスクを
ぐしゃっと掴んで
急いで
上着のポケット突っ込みました。
こんな場面、見たことありませんか?
なんだか慌ただしいですね。
もっとゆっくり行っても
数秒のちがいでしか
ありません。
余計な動きは「ノイズ」に
世界のトップリーダーでも、
先ほどのような所作なのす。
「マスクの衛生面はどうなんだろう」とか
「あのぐしゃぐしゃのマスクをまた身につけるのね」とか
「手に細菌はついていないのか」
いろいろに気になってしまう。
人って、相手の顔をよく見てますよね。
聞き手となれば
なおさら話す人の「顔」を注視する。
ブルブル頭を振るなどはまさに余計なノイズ。
人前での動作は
少なくとも
「ゆったりと落ち着いて」
を心がけたいですね。
たかがマスク、されどマスク
何かをするときに慌てている姿は
所作が美しくないだけでなく
「実は私ものすごく緊張しています」
あなたの内面を体で伝えるようなもの。
慌ただしい動きで
ますます緊張するだけです。
マスクを外す〜仕舞うまで
例えば、こんな風にしてはどうでしょう。
・右手で右耳の紐を持ち、左手は左を持つ。両手を使って外す。
・外したマスクは、演壇の上にあらかじめ用意した「A4コピー用紙の二つ折り」に挟んで保管する。
実際、スピーチ本番の現地同行では
このようにサポートしています。
みなさま、落ち着いてやってくださっています。
居住まいを正す時間に
マスクの扱いはたった数秒。
でも、
その時間を利用すれば、
話し出す前の心と体の準備をすることも
できる。
また、
そんな話し手を見れば、
聞き手も居住まいを正して
聞きたくなるでしょう。
小さなことかもしれませんが、
こういった積み重ねが「伝わる話」につながります。
スピーチの神様は細部に宿る。
ぜひ、味方についていただきましょう。
スピーチトレーニングでは様々なサポートで、本番、お話ししやすくなるような工夫をしています。最高のパフォーマンスになるよう、現地同行で本番直前もサポートいたします。
公式ホームページで詳しいサービスや実績をご紹介しています。
▶︎トレーニングメソッド・各種サービス https://voice-image.com/service
▶︎業務実績・事例 https://voice-image.com/case
▶︎各種お問い合わせ先 https://voice-image.com/contact