こんにちは、森裕喜子でございます。
何を話そうかな?と考えると、
たくさん出てきて決まらない、まとまらない・・・
そんなこと、ありませんか?
実はこの迷いこそ、多くの方が
「話すことが難しい」と捉える要因の1つです。
対応策として最も一般的な方法として
「3つ選ぶ」をご存知の方も多いでしょう。
実際、存分に使いこなしていらっしゃいますか?
単純なようでいて、実はさまざまに応用が効く
スグレ技なのです。
使い倒せば、仕事そのものがラクになるのです。
この機会にぜひご自分のものにしていただきたいです。
まずは・・・
そもそもなぜ「3つ」なのか?
を把握しましょう。
これはマーケティングのお話です。
ある会社がいろいろな味のジャムを開発し、
2箇所でテスト販売をしました。
ある売り場は全種類をずらっと並べました。
別の売り場では、3種類だけ並べました
さて多く売れたのはどちらの売り場でしょう?
答えは「3つだけの売り場」
人はたくさんあると迷ってしまい、
決めるのがめんどうになって
買わずに帰ってしまうのです。
話す場面でも、同じことが起こるのです。
話したいことを全部盛り込んでしまうと、
相手は情報量の多さに溺れて何も受け取れない。
だから情報も3つを選び抜いて話すようにすると
いいんです。
ここで大切になってくるのが
3つをどう選ぶか
選ぶ際のコツです。
こんな風にすると良いと思います。
<①即決する>
話す目的に沿ってズバッと瞬間的に選びましょう。
できるかな?と思われても、大丈夫。
話すという行為そのものが、
実は瞬間瞬間の決断で言葉を選ぶことだから。
無意識のうちに、もうやっていることだったのです。
<②キーワードにする>
3つ出すときは、文章で書かない。
必ずキーワードにします。
例えば
・現状、課題、対策
・達成したこと、できなかったこと、今後
こんな風にしてみてください。
文章にすると、文法に気を取られてしまい
言葉を選ぶことにパワーを使えません。
<③研ぎ澄ます>
選んだ3つがMECE(漏れなくダブりなく)になるよう
チェックしましょう。
これでOKです。いかがでしたか?
使いこなす秘訣
ぜひあらゆる場面で使ってみてくださいね。
例えば
・会議のアジェンダも3つにする
・書類作成の場合も、項目を3つ立てる
などですね。
書く、まとめる、考える、話すなど
あらゆる場面で3つ選ぶスキルを使うと、
圧倒的に時間短縮になり、それでいて質の高い仕上がりになります。
ぜひお試しくださいね。
公式ホームページで詳しいサービスや実績をご紹介しています。
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