スピーチ原稿は書かない。自分の言葉でラクに話せる&時短の準備法

スピーチ基礎力

こんにちは、森裕喜子でございます。

社長になられると
人前で話す機会は
自然と増えていかれます。

お立場ならではの栄誉ですが
正直(ちょっと困った)と
お感じのこともおありではないでしょうか。

特に一字一句原稿を書くのは
時間も労力もかかります。
土日を使って準備するしかない、
なのに

「原稿を書いて話したら失敗した」
「その場で言いたいことを話せなかった」
といったお声もあります。

そもそも原稿は何のためか?

もちろん「話に困らないため」でした。

ですが本番で話しづらいなら
土日の苦労も水の泡・・・

こんな現状も含めると
特に原稿が必須の場面を除いては
原稿無しがいいし、その方が
実際良い話ができると思います。

原稿無しで話すことの便益

一言で申し上げると、
スピーチすることがラクになります。

というのも、

・自分の言葉で話せる
・聞き手の反応を見て話せる
・ときには脱線したり、アドリブもしやすい

などが可能ですから。

どうみても聞き手の心に響く「伝え方」を
実行しやすく、原稿ありとは
比較になりません。

では、どうやって原稿なしに話すか。
こんな基本形を使ってみてはいかがでしょう。

『スピーチメモ』作り方

一字一句書くのではない、
簡単なメモです。
話の構成も考慮してありますので、
実際に行うのは2つだけ。

以下の2要素をキーワードで出してみましょう。

1. 冒頭:最も伝えたい「メッセージ」
2. 話の中身:「3つ」
3. 最後:冒頭と同じ最も伝えたい「メッセージ」

  (注)1.と3. は同じなので「2要素」

例えば『キックオフの社長スピーチ』を題材にして
キーワード例(以下太字)を書いてみました。
(スピーチ時間20分)

・冒頭:最も伝えたい「メッセージ」→【起死回生元年の始まり】2分
・話の中身:「3つ」→【ビジョン再確認/未来創造戦略/アクションプラン】15分
・最後:最も伝えたい「メッセージ」→【起死回生元年の始まり】3分

これで『スピーチメモ』完成です。

次に、この『スピーチメモ』を見ながら
声に出して話す練習をします。
タイマーで時間を測りながらどうぞ。

本当にこれで話せるのか?

と思われるかもしれませんが
一度やってみると、みなさま
「意外と出来ますね!」と仰います。

というのも、頭の中にある
話したいことを『スピーチメモ』で
確認しながら、順に引き出していく方法なので
話せるのです。その上、
自分の言葉で話せるから
棒読みにならず、自然にメリハリが出ます。

手軽なメモですから、移動のお車の中でも
書くことができますよね。

3分スピーチから1時間超えの話も対応可。
幅広く応用できる基本です。
ぜひお試しください。

話す内容、どの程度頭に入れておけばよい?悩みが消えるカンタン準備法

聞き手の反応を見るのはいいが、気にしすぎると逆効果

“皆さん初めはイチからのスタートでした”
おひとりで頑張ってきた経営者様へ
もう独りで悩まないでください
お客様インタビュー掲載中
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

関連記事

おすすめ記事

TOP