伝えたい!で伝え切る。スティーブ・ジョブズの真逆をいくジャパネット高田社長プレゼン分析1

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こんにちは、スピーチコーチの森裕喜子です。

あなたのまわりに、こんな人いませんか?
「見た目はおだやか。しゃべると止まらない!」
そんなギャップのある人って、
思わず引き込まれてしまいますよね。

実は…
そんなギャップで心をつかむ、
伝説級のプレゼンターが日本にいるんです。

その名も──
高田明社長(ジャパネットたかた創業者)!

スティーブ・ジョブズにも負けてない?

プレゼンといえば「スティーブ・ジョブズ」の舞台演出を
思い浮かべる方も多いでしょう。
あの洗練されたスライド、沈黙の間(ま)、ミニマルな美しさ…。

でも、高田社長のプレゼンは、その真逆。
静けさゼロ!演出ゼロ!でも…なぜか見入ってしまう。

むしろこれは「ギャップの勝利」なんです。

見た目と話し方の“ズレ”が、最大の武器に

高田社長を初めて見た人は、こう思うかもしれません。
「え?この方が社長さん?ちょっと控えめそう…」
ところが、いざ話し始めると…!

止まらない早口、通る声、そしてどこまでも熱量!!

まさに“ギャップ”がすごいんです。
最初の印象とのズレが、聞き手の関心を一気に引きつけます。

早口なのに、なぜ伝わるのか?

たとえば古舘伊知郎さんのように、プロの早口は
珍しくありません。
でも、高田社長はアナウンサーでもなく、
話し方の訓練をしてきた人でもありません。

それでも伝わるのは、なぜか?

伝えたい気持ちが、すべてを超えているから。

早口になったのは緊張でもクセでもありません。
「お客様に伝えたい!届けたい!」という一心。
その思いが、自然に言葉を突き動かしたんです!きっと。

ちなみに、本来早口でスピーチやプレゼンをすることは
おすすめできません。
しかし高田社長は別。なぜって、それはもう
早口という障壁を超えても伝わりきってしまうほどの熱量と
言語化力、論理性があるからです。
このWEBマガジンではその一端を紐解こうと思っております。

自然体だからこそ、共感される

今の時代、「うまく話すこと」よりも断然大切なのは、
”本気で話すこと”なのです。

高田社長の話し方にはスキルを超えた熱量がある。
不器用でもいい。噛んでもいい。
その人が“本当に伝えたいこと”を話しているなら、
人は動かされるんです。

戦略じゃなく“想い”がつくったプレゼン

高田社長の話し方を見ていると、
思わずこう思います。
「これは戦略的に設計されたプレゼンではなく、
試行錯誤の結果だ」と。

何度も伝えようとして、工夫して、悩んで。
でも、常に中心にあったのは──
「お客様に喜んでもらいたい」という一心。

その想いが、結果として“伝わる話し方”を生んだんですね。
伝えるというのは、本来こういうことなんですね。涙。

まとめ:伝わる話し方に必要なのは「うまさ」なんかじゃない

洗練されていなくてもいいんです。
カッコよくなくてもいい。
本当に伝えたいことを、心から話す。
それだけで、人の心は動きます。

あなたの話し方にも、きっと活かせます。

「買いたい!」を自然に引き出す伝え方|ジャパネット高田社長に学ぶプレゼンの極意2

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森 裕喜子

森 裕喜子

経営者のマンツーマンスピーチトレーニングとスピーチ戦略のサービスをお届けしております。トップアスリートのメディアトレーニングも多数実施。

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森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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