感情は数字で話す|もう一度ジョブズに学ぶプレゼン基礎(2)

リーダーのスピーチトレーニング

よく「ビジネスは数字で話せ」
と言われます。

プレゼンでも数字をうまく活かせば、
言葉だけでは伝わらない想いを
表現できます。

数字で価値を際立たせる

このプレゼン冒頭で
ジョブズはこう言っています。

「私は今日この日を2年半
待ちわびてきました」

長い時間をかけて開発しましたと
普通なら言ってしまうところを
あえて「2年半」と数字で言いました。

それはなぜか?

「長い間」と言ってしまうと
どれほどの月日か?具体的ではない
ですよね。すると商品価値も
ぼんやりしてくる。

だから、どれほど待ったのかを
リアルな数字で話した方が
インパクトがあるのです。

数字を強める一言を加える

もう一つ、冒頭の伝え方で注目なのが
「今日この日」という表現。

今日この日を迎えるまでに
2年半待ったわけですから
いかに「今日、いま、ここ」が
大切な瞬間であるか、その価値が
一気に高まります。

いまここの価値が高まれば、
聞き手とこの瞬間を共有できることの
価値をさらに上げることができます。

聞き手は歴史的瞬間に立ち会ったことに
なるのですから。

このようにプレゼンテーションでは

情報の価値をいかに高めるか

がポイント。

たった一言が伝わり方を変え、
聞く人の感情にグサッと刺さる。

ぜひここぞというときは
言葉選びに力を入れてください。

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森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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