すごいプレゼンターが日本に居ました。ジャパネットの高田社長。スティーブ・ジョブズにも負けていません。

ジョブズのプレゼンを「美しき禅による魅惑」とするならば、高田社長のプレゼン力は・・・

ギャップの勝利

高田社長のプレゼン力は一言で「ギャップの勝利」です。ギャップとは隙間、隔たり、食い違いのこと。高田社長は、見た目のお姿と話し出したときのギャップが強烈でした。

大経営者を相手にこんな風に表現してよいのかどうか・・・

「前髪下ろした永遠のイケメンが、早口の金きり声でしゃべりまくる」

カジュアルな言い回しで大変恐縮です・・・。

猛スピードで話しまくっても機械的ではない、どこかアナログな親しみを感じさせる高田社長のしゃべり。非情な早口といえば古舘伊知郎さんが思い出されますが、スピードの点で言えば、あの一分の隙間すらないマシンガントークと高田社長が話す勢いは、方向性は同じでしょう。

しかし、古舘さんはプロ。言葉選びの中にギャップを入れ込むのがうまい。さすがアナウンサー、言葉の魔法です。アナウンサーでも話のプロでもない、経営者である高田社長はご自身の全存在をかけて視聴者に向けて、伝えたい!その気持ちを表現したら、弾丸早口の強烈なギャップになりました。

伝えたい一心の熱意から生まれたギャップ。上手に話そうとしているわけでも、面白くしようと強く意図しているわけでもありません。高田社長はご自身の思いにストレートに一生懸命しゃべった、それが早口になったのです。

だから、共感が湧きやすいのだと思います。

 

ギャップがプレゼンにもたらすもの

ちなみに、プレゼンにギャップがあるとどんな効果があるのでしょう?

ギャップがあることは衝撃、驚きです。つまろ、忘れられなくなるのです。

マーケティングの古典的な考え方のステップに「AIDMA」というのがありました。このMはメモリーのM。商品が気になって、その商品情報を得て、欲しいなあとD =desire欲するわけです。でも、それだけでは買うという最後のAction=Aに至らない。欲しいDと、買う行動Aの間には、Mメモリー、記憶に残るというステップがある、というわけです。

どうしようかなあ、買おうかなあ、と逡巡する、欲しい気持ちが反芻する。ここでフックとなるのが記憶に強く残る力です。高田社長という猛烈な個性が織りなす様々なギャップは、視聴者のなかに着実なMの記憶を残し、疾風の如く番組は終わります。

剣術で言えば「残心」でしょうか、弾丸インパクトを残して去っていく不思議な社長のプレゼンの魅力は、じんわり視聴者の心に残り続けていく、そして購買行動に走る、そしてブランドが構築される、という流れだったのです。

ギャップによるMのインパクト。これはプレゼンでとても重要なポイントですが、着実にビジネスにつなげるためには、納得できるファクト情報が充実していなくてはなりません。

次のブログ(下記)では、高田社長の強い言語化力を分析します。

納得に納得を重ねる技|ジャパネット高田社長プレゼン分析2

 

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