高田社長のプレゼンは人をワクワクさせる。

「社長の言う通りだ、この商品、いいなあ」そんな気持ちになります。

視聴者が自然と納得してしまう、戦略的な内容構成とは?

 

◆ファクトをベネフィットに換える技

高田社長が発する言葉には、人を動かす必須要素の全てが揃っています。

  • なぜこの商品がいいのか。
  • なぜこれがあなたに必要なのか。
  • あなたがこれを手にしたら人生がどう変わるか。
  • そして、なぜこんなにお得なのか。

その理由の一つ目は、ファクトの充実。

紹介する商品のサイズや形状(スペック)、商品の利点、実際の使い方など、いわゆる「取扱説明書」に書かれている情報。特におもしろみがあるものではありませんね。

でも、高田社長が話すとただのスペック情報も「商品の優位差」になるのです。

声やインパクトで話し方をおもしろくしているだけ?

いえいえ、その裏には巧みな言語化が折り重なっています。

 

例えば言葉の言い換え。

専門的な用語を話したら、次に誰でもわかる言葉に置き換える。お茶の間の視聴者が納得できるレベル、わからないことがないレベルにまで言語化するのです。

「そうか、だからこの商品がいいのね、じゃあ、欲しいわ!」

お客様が共感し、納得して欲しくなる言語化をしています。

◆納得を重ねる技

「そうか、いいな、わかったぞ。欲しいな」と聞き手は一旦納得しても

「でも、やっぱり実際はどうなのか?買っていいのか?」

購入決定前に人は躊躇します。

高田社長はこれに気づいており、そのリスクを先んじて「大丈夫です」と納得を重ねます。

聞き手は「おお!知りたいことを言ってくれた!すごい!」強烈な納得感を持ち、確信して購入の決断をできるというわけです。

明らかに戦略的な伝え方ですが、高田社長のお人柄からすると「お客様のことを一心に考えた末の伝え方です」のように受け取れる。非常に巧みです。

 

◆弱点を強みに換える技

他の通販番組にあって、ジャパネットだけに無いものがある。それは「ご利用者の声の再現ドラマ」。

お茶の間の雰囲気で消費者が自らの言葉でコメントする芝居がかったような具体例です。

高田社長、これは絶対的な信頼と安心をもたらす表現ではないと見抜いたのでしょう。ジャパネットでは未だかつて見たことがありません。

その代わりに、出演者自ら言葉で伝えるスタイルです。

消費者の体験談は購入検討者には強力な後押しツールなのに、ジャパネットはこれをやらない。ここにこそ、ジャパネットが強いブランドになった秘密があるのでしょう。

芝居掛かった素人を使うより「私たちが言うのだから、お客様、どうぞ安心してください!信じてもらっていいですよ!」

信頼感を自ら生み出す仕組みを構築しました。

ファクト情報、便益、そして使用者の具体例。これでプレゼンに必要な内容要素は全部揃いました。タカタ流の伝え方の技、お見事です。

次回は、高田社長のインパクトある伝え方について分析します。

 

リアリティを追求する|ジャパネット高田社長プレゼン分析3

 

 

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