すごい伝え方の裏にあるシンプルな技|ジョブズに学ぶプレゼン(1)

スピーチ基礎力

偉大なプレゼンも、実は
シンプルな基本技術の積み重ねて
出来ています。

スティーブ・ジョブズのプレゼンを
分解して、1つでも、少しづつでもいいから
自分のものにしていきましょう。

参考の動画は以下でご覧になれます。
http://www.youtube.com/watch?v=L0XeQhSnkHg

暗い中に白く浮かび上がるアップルマーク。
そこにジョブズが登場します。
ゆっくりと時間が過ぎるような感じを
オーディエンスが味わった後、

やっと第一声が聞こえてきます。

日本なら一般的に
「みなさん今日はお集まりいただいて」
と丁寧に挨拶をするでしょうが
ジョブズはいきなり本題です。

「2年半、この日を待ち続けていました」

ロゴ、登場、一言。

余計なものが一切ない世界。
アップルの商品と同じですね。

「二年半、この日を待ち続けていた」

英語では
“This is the day I have been looking forward to it for two and half years.”
この一文には2つのポイントが
あります。

まず、This is the dayと言い出す前、
そして言い終えた後にも間があります。

「待ち焦がれた今日この日」であることを
強調し、その
思いにふさわしく
たっぷりの「間」で強調しています。

一歩一歩ステージ中心へと歩を進めながら
ポツリポツリと話す。

ここにも間があちこちにあります。
「何が起こるんだろう?」と
聞き手の期待値も上げているわけです。

出だしの数秒を書いただけでも
こんなに長くなってしましたが、
ジョブズがプレゼンで行なっていることは
いたってシンプル。

「余計なものを全て削ぎ落とし、
間を使って話す」

これだけです。

でも、大きなインパクトを残しますよね。
あまりにもシンプルなのに
最大の効果を発揮できているのは、
言葉、動き、服装など
全てにおいてメッセージが統一されて
いるからです。
れが聞き手の心を
惹きつける。

これがガチッと鍵がハマったように
決まっているのに、至極自然に見える。

だからこそジョブズのプレゼンは
偉大なのです。

感情は数字で話す|もう一度ジョブズに学ぶプレゼン基礎(2)

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森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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