「あなたの魅力は何ですか」答えに困る質問インタビュー対応準備法

リーダーのスピーチトレーニング

こんにちは。森裕喜子でございます。

アスリートのメディアトレーニングで
ぜひ教えて欲しいと
リクエストされるもの中に
「回答しづらい質問にどうしたらよいか?」
がよくあります。

例えば、
こんな質問は
とても答えにくいのだそうです。

「この競技の魅力は何ですか」

たしかに
よくありそうな質問ですよね。

だけど急に聞かれると
やっぱり答えに詰まるのです。

その理由は明快。

「魅力」という言葉が抽象的で
質問の意図を掴みづらいから
答えにくいのです。

きちんと答えようとするほど、
(一体何を求められているんだろう?)
となって、
どんな答えが正しいのか?と
考えてしまうんです。

だから咄嗟に言葉が出なくなる。

「あなたの魅力って何ですか?」
と言われたら
誰でもちょっと戸惑ってしまいますよね。

これと同じです。

身近なこと、
当たり前のことだから
そういえば言語化していなかった、
となるわけですね。

でも、メディアはアスリートに結構
この問いを出す。

ビジネスの世界でも
面接のときなどに
出そうな質問かもしれません。

あなたのこと、
競技のことを
もっとよく知りたい。

それがわかれば
一層競技を楽しむ人は増えるし、
あなたの能力を買ってくれる人が
増えるかもしれません。

答えるには、どう対応すれば良いか。

方法は2つあります。

1つは、
こういった抽象的な質問は
あらかじめ想定しておいて、
準備をしておく。

でも、いざとなったとき、
準備していた言葉を
思い出せるか
心配な場合もあるでしょう。

そこで2つ目の方法は、
より本質的な対策。

抽象的な問いには、
自分なりに解釈して答えるのです。

例えば「魅力」の言葉の意味合いを
自分なりに思い浮かべる。

魅力とは
・他の人とは違うところ
・自分の好きなところ
・人から言われた、あなたの特徴や個性

などなど。
他にも思いつくものがあると思います。

そんな自分の解釈に従って
答えれば良いのです。

いわば言葉そのものから
攻略する方法ですので
より価値ある「言葉」を
生み出しやすいのですね。

問いに対する答えに
絶対的に正しいたった1つの回答なんて
ありません。

質問の意図を自分なりに解釈して
答えてみてください。

ちなみに、
自分の解釈で答えたものが
相手の質問意図から
ズレていたとしたら?

大丈夫です、
相手はさらに質問してくるでしょう。
これは悪いことではない。
コミュニケーションが
活性化するチャンスでもある。

あなたならでは「答え」に
聞く人は、新たな気づきや発見が
あるはずです。

正しく話そうするよりも
自分らしく話す。
ぜひ実践してください。

森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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