こんにちは。森 裕喜子でございます。
今日は数年ぶりにトップアスリートの皆さんに
お会いしました。
東京2020の前には
20種を超える競技、
1000数百人のトップアスリートの方に
「メディアでどう話すか」
「コミュニケーショ力を高めるには」
などをテーマにしたセミナーで
お目にかかりました。
トップアスリートの方々に会うことができることは
とても光栄なことだと感じながら
担当してまいりました。
そして今回、
自己表現や言語化力の基礎を身に付ける内容で、
本当に短時間でしたが
私も思いを込めて実施をし、
皆さんも大いにそれに応えてくださって
とてもやりがいがありました。
ありがとうございます！
お話ししきれなかったことは
数々ありますが、
今日のことを今後に活かし
さらに成長していただくために、
このWEBマガジンを通して
今日お会いしたみなさんに
３つのことを、もう一度、
お伝えしたく思います。
ビジネスマンの方も
お読みになることを前提にして
書きますね。
まず1つ目。
あなたに強く認識していただきたいことです。
それは
伝えるべき言葉は、すでにあなたの中にあること。
メディアインタビューを含め、
人前で話すことに関しては
多くの人が苦手意識を持ちます。
私の実感値では８割程度の人が
苦手と感じているようです。
「苦手だから、どうしよう」
「そんなこと、私にはできない」
トップアスリートでも
同じです。
たくさんの聴衆に見守られつつ
スポーツで活躍しているのに、
人前で話すのが苦手？
と思われるかもしれませんが、
スポーツアスリートだこそ、
そうなのだと思います。
それは、
体を動かすことを日々鍛錬
している人たちだからです。
「まず行動する」
これはビジネスマンにも
必須の力。
まずやってみる、
出来るまでやる、
そんな「行動する習慣」が身についていることは
とても素晴らしい！
常に行動できるのならば、
その一方で
言葉で表現することは二の次、
となるのも
当然とも言えます。
ですが、
行動できる人だからこそ、
実はご自身の中に
すごい想いや言葉を持っているのだと
思います。
これまでの経験からも、
そんなアスリートたちが持つ圧倒的強さを
私は確信しています。
国を代表するような選手になるには
恵まれた環境や才能なども影響するでしょう。
でも、自分が一つ一つ行動をして、
そこから結果を出してきたからこそ、
今がある。
ならば、
言語化が苦手だと思う前にまず、
ここまでやってきた自分を誇りに思って、
自分を信じて、
言葉で伝えることにも挑戦してほしい！
今はまだ苦手に思えて、
すぐに思ったような言葉が出なくても、
言葉の力はもうあなたの中に備わっている！
そんなアスリートたちをたくさん見てきました。
だからきっと結果は出ます！
それには、やっぱり
練習あるのみですよね。
これが2つ目に言いたいことです。
スポーツと同じように
ある程度の量の訓練をする必要は
あります。
今日申し上げましたけれど、
その訓練は
いつでもどこでもできますよね。
今日お伝えした練習方法で
トレーニングの前や
トレーニングの後、
コーチ陣や仲間と練習してもいいですよね。
また、お部屋で
一人でもできますよね。
競技で実施したことや感じたことを
日記に書いたりすることも
言語化する力を鍛えることになりますし。
そんなふうにして
地道に楽しみながら「量」を
実施して、積み重ねてください。
最後に3つ目。
ご自分の感情を言葉にすることを
恐れず、やってみてください。
あなたが競技で頑張っていることを
言葉を通じて表現すれば、
世の中の人たちやビジネスマンも
大いに気づきがあったり、
やる気が上がったりすることも
あるはずです。
メディアを通じて発信するからこそ、
競技で頑張るあなたを世間に伝えることができる。
そう思えば、
メディアに登場できることは
素晴らしいことでしょう？
今日、みなさんとご一緒していて、
感動したことがありました。
それは、
セミナー中、
ある選手が答えに窮していた時、
「Vゾーン！Vゾーン！」などと
皆さんが周りから声を掛けて
その選手を励ましていたことです。
おそらく毎日の厳しい練習中も、
そのように互いに言葉を掛け合って
トレーニングをやりきって
いらっしゃるんだろうと想像しました。
そんな素晴らしい仲間がいることは
この上なく素敵なことです。
今日お会いしたお一人お一人が
それぞれに活躍されることを
心よりお祈り申し上げます。
自分に遠慮するな！
自分を言葉で伝えよう！
輝け！自分！
皆様お一人お一人を
心から応援しています。
森裕喜子
