「え?」聞き返されるのは声が小さいからではありません。「通る声」を出す裏ワザ情報

スピーチ基礎力

こんにちは、スピーチコーチの森裕喜子です。

マスク生活が長くなりました。
仕方ありませんが、やっぱり話づらい。
うっかりすると「え?」聞き返されたりして。

例えマスクがなくても
声が相手に届かないこと、ありますね。

言葉が聞き取りづらい悩み。
どうにかしましょう。

混んだ居酒屋で

以前、大阪で有名な
串揚げ屋さんに入ったときのこと。
さすが人気店、
友人が叫んでも
なかなか店員さんが来てくれません。

ならば、いざ!

私は軽く背筋を伸ばし、
店員さんの後頭部目掛けて
一声出しました。

「すみません!」
「はい!ただいまあ!」

店員さん、一回で振り返ってくれました。
やった!これでビールが飲める!
二人で大笑いしました。

私はどれほど大声だったのか?
いいえ、違うんですよ。

周りがうるさくても通る声を
出したのです。

スピーチコーチだから可能
というわけではなくて、
コツを知れば誰でもできます。

通る声とは?仕組み

通る声とは、いわば「方向」を持つ声のこと。
目的地に向けて瞬間的に声を飛ばす
ように出します。

ですので、聞き返される声というのは
声量不足でもあるのですが、
目指す方向が明確でない声、といえるのです。
方法を知ると
もっとわかりやすいと思います。

「通る声」飛ばし方

まず、気持ちも体も、
ラク〜にしておきます。

大きな声を出そうと頑張らないでくださいね。
気張ると、
喉が締め付けられて、声が出ません。

次に、声をどこに届けたいか?決めましょう。

私が一人の店員さんの「耳」に的を絞ったように
ピンポイントで狙います。

そしていよいよ、
口から勢い良く「息を吐く」ようにして
言葉を発します。

吹き矢を吹くイメージ、というのがピッタリかもしれません。
お腹から息が出る、いわば腹式呼吸で
シュッ!飛ばす感じです。

遊び感覚で発声練習できる

この手法、スピーチトレーニングでも
活用しています。
「発声練習をしましょう」とはお伝えせずに、
遊び感覚のトレーニングですが、
逆に緊張せずに良い声がたっぷり出せるので、
実際のスピーチ練習にも効果的です。

さて、
混んだお店でも密かに発声練習ができるわけですが、
どうぞやりすぎにはご注意くださいませ。

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森 裕喜子

森 裕喜子

経営者のマンツーマンスピーチトレーニングとスピーチ戦略のサービスをお届けしております。トップアスリートのメディアトレーニングも多数実施。

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森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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