スピーチ準備を始めたが言葉にならない、まとまらない。もどかしいですね。
「先生としゃべっていたら、スピーチしたい内容がまとまりました」
そんなお客様がいらっしゃいました。ただおしゃべりしていただけですが・・・。
◆言葉が見つかる瞬間
長年サポートしているお客さまと雑談中。急にお話が飛び、
「そうだ、今度全社員の前で話すんですよ。こんなことを言おうかと」
話題はさらに飛びながらも、大切な言葉がぽつぽつ聞こえます。
うなづいたり相槌を打ったりで拝聴し10分ほど経ったでしょうか。
お客さまは急にニッコリ。
「不思議ですね。先生と話していたらスピーチがまとまってきましたよ。こうして話すとできるんですよねえ、ははははは」
◆言葉は自分の中にある
別のお客様の事例。キックオフのスピーチで
「想いはあるんだけど社員にどう伝えたらいいか」
「大丈夫です!まずは言いたいことを自由におしゃべりしましょう」
するとお客様の口からどんどん出ます、社員に響く言葉やエピソードが。見逃すまいと私はホワイトボードに必死に書き留めました。
20分ほどすると、話の大筋とメインメッセージが見つかりました。
「へえ、自分の言葉がスピーチになるんですね!スピーチライターともインタビュアーとも違う。先生の得意技ですね!」
ありがとうございます。でも私はサポート役。
言葉を出されたのは社長ご自身です。
◆直観で言葉を引き出す、声の力
スピーチ準備は文章で書きたくなりますが、効果的なのは声で言葉を出していく方法。
先の例のように、ふと発した言葉の中に価値あるメッセージが潜んでいます。
ご自身ではそれに気づかないことが多く、言葉を見逃しがち。
ご自身で挑戦されるなら、出て来る言葉を片っ端から付箋紙に書き出し、その中から「これだ」という言葉を選ぶ方法が良いでしょう。
ぶつぶつ言いながら、ぜひ挑戦してください。
【今日の学び】スピーチは、声に出しながら即決でまとめる。
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