3月3日は耳の日。「話しやすい」と感じさせる聞き方は影響力を高める。方法と注意点

成功マインドセット

こんにちは。森裕喜子でございます。

コミュニケーションでは
「話す力」が注目されがちですが、
「聞く力」こそ欠かせません。

3月3日のひな祭りは
「耳の日」でもあるとか!

そこで「耳」に関する非言語メッセージと
影響力が高まるリーダーの「聞き方」について
お届けします。

耳が発する無意識のメッセージ

たとえば、こんな態度で話を聞く人、
見たことはありませんか。

話を聞きながら
 - 耳を触る 耳を引っ張る
 - 耳の後ろを掻く
 - イヤホンやメガネなどをしきりに直す

ただの癖かもしれません。
でも、非言語メッセージ的に読み解くと、
「話に飽きている」
「他に気になることがある」
など、集中して聞いていない、
話がつまらないと感じているサインに
捉えられます。

人から見られるお立場の場合、
印象形成に影響を及ぼしかねませんので
注意したい仕草です。

人を惹きつける“聞き手”になるために

聞き方にも種類やレベルがあります。
ここでは、いつでも取り組めて効果がある、
基本的方法が3つご紹介します。

1) 耳だけでなく、目と全身で聞く

相手の目を見て話を聞くことの大切さは
ご承知の通り。
「あなたの話を大切に聞いています」
の非言語メッセージですね。

目だけでなく、心臓を相手に向けて全身で聞くと、
一層効果的。
相手はなんでも話したくなってしまうかもしれません。

2)相槌を意識する

相手の言葉を聞きながら、
ゆったりうなづく。
時折、声に出して相槌を打つ。
こうすると相手に寄り添う態度が示されます。

話しづらいことも
言葉にできそうな聞き方ですね。

3) 沈黙を恐れない

話を途中で遮ったり、
言葉を先取りしてしまうのは
極力避けたいこと。

でも、感情が動くと、つい、
咄嗟に出てしまいそうです。

こうならないよう、
相手の話を聞いたら、いつも
一拍置いて話すという方が
いました。

一拍の間(ま)があるだけで
「しっかり話を聞いてもらえた」
「真摯に対応してくれた」と
相手は感じてくれるそうです。

少し沈黙するようなつもりで行えば
呼吸も整っていい言葉を返せそうですね。

まとめ

3つのポイントはいずれも
シンプルな方法で、
一瞬で完了することばかり。

ですが、忙しかったりすると
徹底しづらいのが
唯一の注意点といえるでしょう。

「聞く力」と「話す力」は表裏一体。
聞く力を磨けば、発する言葉の影響力は
一層高まるのです。

社長の非言語コミュニケーション、究極の対策とは|メディア掲載記事

森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

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