社長の腕組みが伝えることは?「非言語メッセージ」で失敗しない奥義

成功マインドセット

こんにちは、森裕喜子でございます。

ある日、某社長さんがポツリ。
「社員が私のことを怖いらしいんですよ。
普通にしてるんですけどね」

フランクな方なのにどうしてかな?と思いました。

そのとき社長は、
腕組みをしていました。

そこでちょっと気になったので
いつも腕を組んでいらっしゃるのか
お尋ねしました。すると
「わりとそうですね」
むむ。これは放っておけません。

非言語コミュニケーションの怖さ

人類は言葉を持つ前、手や体を使って
非言語(ノンバーバル)で
コミュニケーションしていましたよね。

ノンバーバルだから言葉がありません。
だから相手はなんとでも解釈できてしまいます。

もちろん発信するこちらも
自分が意図しないメッセージを
実は出していたことも起こります。

本意ではないメッセージのやり取りが
起こる。
これが非言語メッセージの
怖いところです。

腕組みの非言語メッセージ

何気なく腕組みをしているようですが
考え事をしているときが多いですね。

考える、つまり意識は自分の中にあり、
自ずと自分を守る格好になります。
別名「防御のポーズ」とも呼ばれ、
相手を拒絶している形です。

ひいては相手に威圧を与えることも
あるわけですね。

ただでさえ社長という存在は大きいもの。
その社長がいつも腕組みをしていれば、
「ちょっと近寄り難いな」
「怖いな」と社員が感じても
不思議ではないですね。

リーダーはいつも見られている

何気ない所作や表情、歩き方や目線など
一見普通の行動や小さな癖が
意図せぬメッセージを発することもある。

だからリーダーは立ち居振る舞いに
気をつけないといけない、と
よく言われるんですね。

とはいっても、いちいち気にしながら
過ごすなんて無理なこと。もっとシンプルに
非言語の誤解を防ぐ方法はないのでしょうか?

非言語で失敗しない奥義

余計なことをしない。
いつも「自然体」で居る。

これに尽きます。無意識に
体に力が入っていることもあるので
自然体を取り戻せるようにしたいですね。
次にその一例を示します。

自然体に戻る方法

(立って行う)
・ 足は肩幅に開き、足の裏をしっかり地面につける
・目線は自然に、真っ直ぐ前を見る
・腕は体の脇に垂らす(手を組まない)
・ゆったり呼吸する

飾らず、演じず、格好つけない自然体は
スピーチや対話もラク。
欠かせない基本です。

公式ホームページで詳しいサービスや実績をご紹介しています。
▶︎トレーニングメソッド・各種サービス  https://voice-image.com/service
▶︎業務実績・事例    https://voice-image.com/case
▶︎各種お問い合わせ先  https://voice-image.com/contact

森 裕喜子

森 裕喜子

トップリーダー、トップアスリートのスピーチプレゼン戦略 VIC/伝える力でマーケティングする。スパルタトレーニングとコンサルティングをしております。

関連記事

おすすめ記事

TOP