こんにちは、スピーチコーチの森裕喜子です。
トップリーダーの棒読みに落胆する人々
かつてコロナ禍で。
手元原稿を見ながら棒読みする総理大臣に
正直ガッカリしました。
目線は落ち、言葉に力がない.。
そして、そんな総理の話し方には
国民が憤慨していました。
「メッセージがない!」
「やる気あるのか!?」
総理の「伝え方」に国民がこれほど反応するのは
見たことが無かったので驚きました。
でも当然だと思います。
コロナ禍という危機下で
人々がいかにトップの言葉を待っているか?
トップの言葉の責任と影響力の大きさを
目の当たりにしました。
棒読みになる辛さ
棒読みは、とても目立ちます。
棒読みになってしまうご本人もそれに気づいていて、
なんとか抑揚をつけようと意識したり、
プロンプターを使うなど
工夫をするのですが・・・
そんなことで棒読みは直りません。
なぜか?
これまでのスピーチトレーニングで
傾向や原因が見えてきました。
棒読みの原因
まず、原稿があるスピーチの場合、
棒読みになる傾向が強まります。
当たり前のようですが、
ここにヒントがあります。
原稿があると、
「自分勝手に言葉を出してはいけない」
という緊張感が生まれます。
そして真面目で一生懸命な方ほど
「読み間違えてはいけない」
「書かれた内容通りに話さなくては」
と考える。
原稿の文言に集中した結果、棒読みが発生するのです。
真剣に伝えようとするほど、伝わらないのですから、
ご本人が一番辛い思いをされているのです。
このように体に染み付いた習慣を直すには、
自分を変えようとするより、
思い切って「話す環境」を変える必要がある。
そこで「棒読みにならない原稿」を
作りましょう。
棒読みを防ぐ原稿作り
方法自体はとてもシンプル。
原稿のすべての文言の中で、
大切な言葉やキーワードすべてに「 」を付けます。
そして、声で発する際に「 」部分を
強調するようにします。
成功のコツは、たった1つ。
(ちょっとオーバーかな?)と感じるくらいに
強調してください。
これまでのトレーニング実績からすると、
ご自身の感覚の数倍オーバーにすると、
ちょうど良い具合になります。
こうしていくと、
自然と間を取ることも経験でき、
本来の自然なメリハリがつかめてきます。
最後に
実際には人によって原因や状況が異なるため、
それに応じた適切な取り組みが
求められます。
「自分の話し方をなんとかしたい!」と
気になっていらっしゃる方は、ぜひお問い合わせください。
ご自身の原因を知り、
対策を立てられるよう、
サポートさせていただきます。
これまでの話し方の習慣を超えて、
ご自身本来の「伝わる話し方」を見つけましょう。
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