こんにちは、スピーチコーチの森裕喜子です。
「話す内容を全部覚えておかないと…」
そう思って、
スピーチの前にプレッシャーを感じたこと、ありませんか?
でも実は、暗記しなくてもちゃんと伝わる方法があるんです。
それが今日ご紹介する「1枚メモ」。
このメモ、ただのカンペじゃありません。
経営者のスピーチ現場で
実際に効果が出ている“伝わる仕組み”なのです。
暗記しないから、自由に話せる
たとえば、こんな声がありました。
・「スピーチで社員の顔を見たら、原稿の内容を忘れてしまった」
・「頭の中が真っ白になって、何を話そうとしたのか…焦りました」
これ、よくあることです。
全部覚えようとするから、むしろ固まってしまうんですね。
だからこそ、「一枚メモ」の出番です。
たった一枚で、スピーチの道しるべになる
このメモのポイントは、
・読むためではなく「見るため」のメモにする
・ 話の「要点」だけを書く
・一目で流れがわかるように作る
そして、このメモを持って話す練習すると、
自然とスピーチしやすくなっていきます。
実際、多くの経営者がこの方法で
「原稿を持たずに、自然に話せた」と実感されています。
本番では“お守り”になる
ある社長の話です。
年始のキックオフスピーチで、一枚メモを用意。
でも本番中は一度も見ませんでした。
メモはずっと、上着の内ポケットに入ったまま。
「お守りみたいでした」と、後から笑っておっしゃっていました。
覚えようとせず、大事なことだけを見える化しておく。
それだけで、伝える力は大きく変わるんです。
あなたも今すぐ試せます【一枚メモの作り方】
さあ、次にスピーチの予定がある方。
一度、「一枚メモ」を作ってみてください。
・冒頭のメッセージ(最も伝えたいこと)
・本文の3つの要点
・最後のまとめ(冒頭と同じメッセージ)
この3要素を書くだけでOK。
キーワードでざっくり書き出して、その流れに沿って話します。
内容を丸暗記して覚える必要、なし!
それでもちゃんと伝わる、話せる、そして聞き手の反応も良くなります。
一枚のメモが、あなたのスピーチを変えます。
暗記に頼らない新しい話し方、ぜひ試してみてくださいね。
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