【記事のポイント】
- 話し慣れていても、無意識の「マイクの持ち方」で本来の説得力を逃している場合がある。
- せっかくの堂々とした存在感が消えてしまうマイクの持ち方の例が複数ある。
- 手は「第二の口」。マイクの構え方は、姿勢や心構えを整えることでもある。
- 正しいマイクの構えを知ると、スピーチ中の写真映りが格段に上がる。
AIを使えば、誰もが瞬時に 「整った言葉」を手に入れられるようになりました。
しかし、どれほど綺麗な文章ができあがっても、
ただ言葉を並べるだけでは、人の心は動きません。
人の心を深く動かすのは、
その言葉に命を吹き込む身体から発せられた「生きた声」と、
その方が持つ「存在感」があってこそ。
こればかりは、どんなテクノロジーにも代替できないものです。
トップとして積み重ねてこられた経験と、そのお姿。
すでにお持ちの素晴らしいお力を余すことなく、
聞き手へ届けていただきたいのですが――
普段から人前で話し慣れている方であっても、
無意識の「身体の使い方」によって、
せっかくの存在感やスピーチが台無しになってしまうケースが 少なくありません。
その影響が最も顕著に表れるのが、「マイクの持ち方」です。
「マイクの持ち方なんて、考えたこともない」 そうおっしゃる方がほとんどでしょう。
ですが、マイクの持ち方は「身体の構え」、 そして
「声の力」に、驚くほど直結しています。
今回は、話し慣れている人ほど陥りやすい、
ご自身の力を逃してしまう「3つの持ち方(良くない例)」を確認しましょう。
■ スピーチを駄目にする、無意識のマイクの習慣
一つ目は、ワイングラスの脚部を持つように、
指先だけでそっとマイクを持つ「指先持ち」です。
一見スマートに見えるかもしれませんが、
重心が浮きやすく、声や言葉に本来の力強さが乗りきりません。
二つ目は、片手で握れるマイクをわざわざ両手で握る「両手持ち」。
身体が小さく見え、無意識に自分を守っているように見えます。
よって、トップとしての堂々としたエネルギーが伝わらなくなってしまうのです。
三つ目は、マイクが口元に近すぎる、
あるいは口元や顎などに付けてしまう「ロック持ち」。
テンションが高まり、落ち着きのない印象を与えがちです。
実際、早口になりやすい持ち方です。
経営者に求められる「安定感」とは異なる響きになりやすいです。
■ 「手」は、第二の口
これらの持ち方に共通しているのは「手」の使い方です。
スピーチにおいて、手は「第二の口」とも言えます。
心の奥で不安や無意識の力みがあったりすると、
それは確実に「手」に表れます。
そして、その手の使い方は「全身の姿勢」と深く連動しているため、
話し方にも影響を及ぼします。
■ 本来の力を引き出す、自然な身体の構え
では、どのようにマイクを持つことが適切なのでしょうか。
基本的な手順は、以下です。
-
足は肩幅に開き、安定して立つ
-
片手でマイクの「胴体の中心部」をしっかり握る
-
口元から拳一つ分、マイクが離れるようにする
要は、ご自身の身体が最も安定する「自然体」で立つこと。
たったこれだけで無意識の力みは消え、
「指先持ち」は堂々とした姿へ、
「ロック持ち」は落ち着いた話しぶりへと変化します。
マイクの構え方ひとつで、スピーチをする際の「心と身体の構え」が決まるのです。
マイクの持ち方は無意識の習慣だからこそ、
ご自身ではなかなか気づくことができません。
ですので、スピーチトレーニングの現場では、必ず本物のマイクを使い、
この大切な「身体の構え」を整えています。
AI時代においてトップの身体から放たれる声は、
ビジネスにおける大切な武器であり、信頼の源泉でもあります。
ご自身の生きた言葉をまっすぐに届けるために。
次のご登壇では、ぜひ「マイクの構え方」も意識してみてください。
マイクの持ち方が整うと、スピーチ中の「写真映り」が格段に上がります。
広報活動でも非常に重要なことですので、
今すぐできるチェックとして、ぜひお役立てください。
【おまけ情報】
Youtube動画で、マイクの持ち方の詳しい説明もあります(3分弱)。下記画像をクリックしてください。
<ご案内>
ご自身の「声や身体」、そして「言葉」が持つ力には、
人前で話す際、まだまだ発揮されていない沢山の可能性があります。
どんなにAIが発達しても、
トップご自身の身体から発せられる 「生きた言葉」と「存在感」に代わるものはありません。
次の重要な舞台に向けて、 すでにお持ちの力を、さらに伝わる形へ整えてみませんか。
実際の登壇環境やマイクの扱い方など、実践的な準備も含めて柔軟に伴走いたします。
気がかりなことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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