人前で話すと喉が渇く。ですが飲むことをためらう方は少なくありません。

「水を飲むときの沈黙が嫌い」「注目を浴びながら飲むのはちょっと・・」

飲まずに我慢するのはよくありません。スマートに飲む方法を知っておきましょう。

 

◆スピーチに相応しい水の飲み方

体の水分不足はスピーチに大敵。喉が渇いたのに我慢して話し続けると、さらに喉はイガイガ、ガラガラに。声が出づらくいと、聞く側も気になります。

話し手はあらゆる所作が注目されます。どうせならカッコよく飲みたいですね。

 

私のお客さまで実に素敵に水を飲まれる方がいらっしゃいます。

こんな風に。

  • 話がふと途切れた際を見計らい、おもむろにペットボトルを手に持つ。静かに栓を緩め、ゆっくりとグラスに水を注ぐ。
  • 落ちつきはらって横を向き、す~っとひと口。この間、会場にしばし空白の時が流れる。
  • グラスを置き、何事もなかったかのように話に戻る。

水を飲むこと自体が話に組み込まれているようで、それはもう実にお見事。
エレガントな動きの根本にあるのは、身体の使い方です。実際の場面を想像しながらお読みください。

  • 水を飲むときは、アゴを上げない。顔の角度を変えない。
  • 顔を動かすのではなく、グラスを傾けて口に水を注ぐ。
  • 動かすのは腕。それも肘から下だけである。

余計な所作をしない。落ち着き払って飲むことです。こうなれば例えば1時間の講演で、数回飲んでも大丈夫そうですね。

 

◆避けたい飲み方

一方、時折いろいろな飲み方を見かけます。

  • ペットボトルの飲み口から直接飲む……ゴクゴクと美味しそうですが、ちょっとワイルドすぎます。グラスに注いで飲みましょう。(グラスは予め用意して)
  • 口元を片手で隠して飲む……実際にはほぼいらっしゃらないと推測しますが、どこかで見たような記憶がありますよね。隠すと逆に目を引いてしまいます。
  • 駆けつけ一杯で最初に水を飲む…登壇するなり、一言話す前に水を飲む。もしかしたら一昔前には一般的だったのでしょうか。ですが、現代ではちょっと不思議に思えます。また「急いで登壇しました、ただいま準備中」と言っているようにも見えます。登壇前に一口飲んでから、ステージに上がりましょう。

聞き手は話し手の一挙手一投足をよ〜く見ているもの。飲み方一つで心理状態や日々の生活ぶりが垣間見られてしまう、つまり人前に出るとはそういうことなのです。公の場でも落ち着いて水を飲めるよう、心も所作も普段から整えておいてください。

 

◆水を飲むタイミング

・章の変わり目など、一つの話が終わって次に移る前に

・話終えて、質疑応答で手が上がるのを待つ際に

長い講演では話せば喉が渇くのは当然のこと。話し手の水飲みタイムは、聞き手もホッと一息つける短いリフレッシュタイムでもあります。我慢せずにタイミングを見て遠慮なく飲みましょう。

事前準備で話の構成を考える際、あらかじめ水を飲むタイミングも入れておくのも良いでしょう。

水を飲んだ後は、場も潤うように思います。いいお話を続けましょう。

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