こんにちは。森裕喜子です。
GW、リフレッシュされていますか?
日頃は出来ないことも
ゆっくり楽しめるチャンスですね。
気分転換しながらスピーチ力も高まる
一石二鳥の
エンターテイメント情報です。
今回は
古典的な書籍と映画を
いくつかご紹介します。
まずは本です。
★書籍『リーダーシップ アメリカ海軍士官候補生読本』
硬い専門書のようなタイトルですが
誰でも読める内容です。
特にリーダーのコミュニケーションや
スピーチに関する部分は必読で、
ビジネスマンなら
知っておきたいことばかり。
読みやすい文体は
休日の読書にぴったりでしょう。
★書籍『アリストテレス 弁論術』
戸塚 七郎 訳
現在読むことができる
世界で一番古いスピーチ関連書物の1つ
ではないでしょうか。
有名な「エトス、パトス、ロゴス」は
この本が原典。
時代は変わっても
人のコミュニケーションは不変。
AI時代こそ、リーダーのスピーチ力は
重要性が高まると思います。
★書籍『非言語コミュニケーション』
マジョリー・F・ヴァーガス/著 、石丸正/訳
人前で話す際の伝え方(デリバリー)の
基礎となるさまざまな要素が
書かれています。
「どう話すか」の非言語は
日々の習慣が個性となって現れます。
自分にしかない「個性」を
影響力の源にしましょう!
次は映画を2本。
すでにご覧になった方も多いだろう名作は
繰り返し観る価値があります。
★映画『鉄の女の涙」
マーガレット・サッチャー氏の伝記的映画です。
首相の座を得るために
声の出し方、髪型、服装まで
イメージチェンジをした様子が
克明に描かれています。
トップを目指す方には必須の「イメージ戦略」。
その具体例としておすすめ。
中でも、声に関する場面は見逃せません。
トップリーダーの声は、
「低く、ゆっくり、大きく」出すことが有効!
と実感できます。
★映画『英国王のスピーチ』
故エリザベス女王のお父上に当たる、
ジョージ6世の実話を元にした作品。
人前に出ると話しづらくなってしまう
「吃音」に悩まされていた王様。
生涯に渡って彼を支えた人物・ローグ氏と共に
それを克服していく物語です。
トップリーダーとそれを支える人の絆や
友情を描く話でもあります。
ラストシーンは
戦争に突入する際、
国民に向けて
王様がラジオでメッセージを出す場面。
一回きりのライブ本番で話すという
ものすごい緊張感が伝わってきます。
「王」という立場の恐ろしいまでの重圧と
トップリーダーの自らの言葉が持つ影響力が
描かれます。
様々な訓練や発声練習(意外すぎるものもある)や
原稿の準備の仕方なども
大変興味深いです。
どんな発見があるでしょうか。
ぜひお楽しみください。