こんにちは、森裕喜子でございます。
社長になられると
人前で話す機会は
自然と増えていかれます。
お立場ならではの栄誉ですが
正直(ちょっと困った)と
お感じのこともおありではないでしょうか。
スピーチというと、つい
一字一句原稿を書き始めてしまうかもしれませんが、
この方法はかなりの時間と労力を使います。
それなのに
「原稿を書いて本番で話したら失敗した」
「その場で言いたいことを話せなかった」
こんなお声をよく耳にします。
原稿を書くこと以外の方法はないのでしょうか。
それを考えるためにはまず、
原稿の目的を再度確認してみる必要があります。
そもそも原稿は何のためか?
もちろん「話す際に困らないため」ですよね。
ですが、先ほども書いた通り、
本番で失敗したという方が多いのが
原稿作成から入るスピーチなのです。
こんな現状も含めると
原稿が必須の儀式のような場面を除いては、
原稿無しで話すほうが
良い話になりやすいのです。
原稿無しで話すことの便益
一言で申し上げると、
「スピーチすることがラクになる」ということです。
というのも、
・自分の言葉で話せる
・聞き手の反応を見て話せる
・ときには脱線したり、アドリブもしやすい
などが可能になるから。
これができると、
自分でも話しやすいですし、
もちろん聞き手の心に響く「伝え方」になります。
原稿ありで失敗した、という人は
これらを実行しづらくなってしまったことが原因でもあるでしょう。
では、どうやって原稿なしで話すか?
こんな基本形を使ってみてください。
『スピーチメモ』作り方
一字一句書くのではない、
簡単なメモです。
話の構成も考慮してありますので、
実際に行うのは2つだけ。
以下の2要素をキーワードで出してみましょう。
1. 冒頭:最も伝えたい「メッセージ」
2. 話の中身:「3つ」
3. 最後:冒頭と同じ最も伝えたい「メッセージ」
(注)1.と3. は同じなので「2要素」
例えば『キックオフの社長スピーチ』を題材にして
キーワード例(以下太字)を書いてみました。
(スピーチ時間20分)
・冒頭:最も伝えたい「メッセージ」→【起死回生元年の始まり】2分
・話の中身:「3つ」→【ビジョン再確認/未来創造戦略/アクションプラン】15分
・最後:最も伝えたい「メッセージ」→【起死回生元年の始まり】3分
これで『スピーチメモ』完成です。
次に、この『スピーチメモ』を見ながら
声に出して話す練習をします。
タイマーで時間を測りながらどうぞ。
本当にこれで話せるのか?
と思われるかもしれませんが
一度やってみると、みなさま
「意外と出来ますね!」と仰います。
というのも、頭の中にある
話したいことを『スピーチメモ』で
確認しながら、順に引き出していく方法なので
話せるのです。その上、
自分の言葉で話せるから
棒読みにならず、自然にメリハリが出ます。
手軽なメモですから、移動のお車の中でも
書くことができますよね。
3分スピーチから1時間超えの話も対応可。
幅広く応用できる基本です。
ぜひお試しください。
“皆さん初めはイチからのスタートでした”
おひとりで頑張ってきた経営者様へ
もう独りで悩まないでください
お客様インタビュー掲載中
↓ ↓ ↓ ↓ ↓